ミスモトヒメサン（2008年生、母キョウエイシェーン）

ミスモトヒメサン（2008年3月26日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「女性＋冠名（家族名より）＋愛称」。毛色は栗毛。種牡馬のタイムパラドックス（当時10歳）と交配したキョウエイシェーンが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は岡田スタッド。戦績は、中央平地13戦0勝、地方49戦7勝2着6回。主な勝ち鞍は2014年のトロピカルサマー賞(一般C2三)。

経歴

デビュー前

2歳のとき、岡田スタッドから「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

松永康利厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2010年）

8月15日、デビュー戦は田辺裕信騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1400m 晴/稍重）に出走。馬体重は434kg。18頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では末脚を伸ばせず16着に終わった。

9月18日、中4週で迎えた2戦目は、藤岡康太騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。15頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では瞬発力に優れた末脚を繰り出し、4着に入り込んだ。

10月9日、中2週で迎えた3戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京ダート1400m 雨/良）に出走。16頭立ての6番人気で15番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

12月12日、中8週で迎えた4戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石橋脩騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で14番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり4位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず6着に終わった。

3歳（2011年）

1月15日、中4週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で石橋脩騎手（2戦0勝）。16頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では電光石火の末脚を披露し、5着に入り込んだ。

2月5日、中2週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で石橋脩騎手（3戦0勝）。15頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚が上がってしまい10着に終わった。

3月26日、中6週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は5戦連続で石橋脩騎手（4戦0勝）。14頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今一つ伸び切れず6着に敗れた。

4月30日、中4週で迎えた8戦目は、丸山元気騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/重）に出走。15頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚が振るわず10着に敗れた。

5月22日、中2週で迎えた9戦目は、藤岡佑介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1300m 晴/良）に出走。15頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではいいところがなく6着に終わった。

6月25日、中4週で迎えた10戦目は、西村太一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（函館ダート1000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走し、4着に入り込んだ。

7月3日、連闘で迎えた11戦目は、松田大作騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（函館ダート1000m 曇/良）に出走。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

7月17日、中1週で迎えた12戦目は、3歳未勝利（函館ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で松田大作騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず5着に終わった。

7月30日、中1週で迎えた13戦目は、3歳未勝利（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松田大作騎手（2戦0勝）。13頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では末脚を伸ばせず13着に終わった。

9月7日、中5週で迎えた14戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のポルックス特別（門別ダート1200m 曇/不良）に出走。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に敗れた。

10月17日、中5週で馬体重を前走から20kg増やして迎えた15戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、秋麗特別（浦和ダート1600m 曇/稍重）に出走。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に敗れた。

11月14日、中3週で迎えた16戦目は、一般C2二（船橋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で御神本訓史騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。最後はタレてしまい8着に終わった。

11月24日、中0週で迎えた17戦目は、深秋特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で御神本訓史騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では決め手に欠いて7着に終わった。

4歳（2012年）

2月20日、約3か月の間隔を開けて迎えた18戦目は、橋本直哉騎手を鞍上に迎えて、一般C2三四（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場なく7着に終わった。

2月28日、連闘で迎えた19戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、一般C2五六七（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では速い脚を持続できず、4着に終わった。

3月20日、中2週で迎えた20戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、一般C2五六（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。端をきり、若干速いペースで一団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に敗れた。

4月3日、中1週で迎えた21戦目は、一般C2五六（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は的場文男騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、平均ペースで馬群を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では伸びを欠き6着に敗れた。

5月1日、中3週で迎えた22戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、一般C2六七（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

5月15日、中1週で迎えた23戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、一般C2六七八（川崎ダート1600m 雨/稍重）に出走。14頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。ハナを取り切り、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、カネトシスインガーに交わされて1馬身半差の2着となった。

6月11日、中3週で迎えた24戦目は、岡田大騎手を鞍上に迎えて、一般C2三四（川崎ダート1400m 曇/重）に出走。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

6月19日、連闘で迎えた25戦目は、一般C2二三（船橋ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で岡田大騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立つ形となり、平均的なペースで一団を牽引。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の力で持ち堪えて先頭を奪い、最後は2着のマチカネベンセイに2馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

10月29日、約4か月半の休み明けで迎えた26戦目は、一般C2一二（船橋ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で岡田大騎手（2戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したマダムにクビ差届かず2着に惜敗した。

11月7日、連闘で迎えた27戦目は、川崎競馬倶楽部賞（川崎ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で岡田大騎手（3戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、平均的なペースで一団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず9着に敗れた。

12月25日、中6週で迎えた28戦目は、歳末特別（浦和ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は橋本直哉騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に敗れた。

5歳（2013年）

1月2日、連闘で迎えた29戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、ワーキング・クラス・ヒーロー記念（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではキレのある末脚を披露したが、3着に終わった。

1月30日、中3週で迎えた30戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、SPAT4賞（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。14頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、緩いペースで一団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず9着に敗れた。

2月14日、中1週で迎えた31戦目は、一般C2十一（浦和ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は坂井英光騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は減速してしまい10着に敗れた。

2月27日、中1週で迎えた32戦目は、一般C2八九十（川崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は御神本訓史騎手（3戦0勝）。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚色が悪くなり11着に終わった。

4月17日、中6週で迎えた33戦目は、一般C2七八九（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で御神本訓史騎手（4戦0勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。

6月12日、中7週で迎えた34戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、優駿の門アスミ第5巻発売記念（川崎ダート1600m 曇/重）に出走。14頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は脚勢が衰えて14着に終わった。

7月5日、中2週で迎えた35戦目は、一般C3一二三（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。ハナを取り切り、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて9着に終わった。

8月9日、中4週で迎えた36戦目は、ハンデ戦のブルースカイ賞（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で左海誠二騎手（2戦0勝）。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではスパッとキレる脚を見せたが、勝ったアールテンダネスにねじ伏せられて1馬身半差の2着となった。

10月11日、中8週で迎えた37戦目は、正人&亜希結婚記念（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で左海誠二騎手（3戦0勝）。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るツクバコマチを別次元の末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて2勝目を手に入れた。

11月21日、中5週で迎えた38戦目は、一般C2九十（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で左海誠二騎手（4戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に敗れた。

12月11日、中2週で迎えた39戦目は、一般C2七八（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で左海誠二騎手（5戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のスキャットマンに8馬身の差をつけて制した。

12月25日、中1週で迎えた40戦目は、HBA日高軽種馬農業協同組合賞（浦和ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で左海誠二騎手（6戦2勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、些か速いペースで集団を牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の力で粘り続けて楽々と抜け出し、最後は2着のリワードラブに6馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

6歳（2014年）

2月18日、中7週で迎えた41戦目は、吉留孝司騎手を鞍上に迎えて、一般C2四五六（浦和ダート1500m 晴/稍重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では見所を作れず7着に敗れた。

3月4日、中1週で迎えた42戦目は、一般C2六七（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は左海誠二騎手（7戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るベストバニヤンを上がり3位の末脚で3/4馬身差し切って5勝目を手中に収めた。

3月27日、中2週で迎えた43戦目は、牝馬限定のハンデ戦の一般C2（浦和ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（8戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。

5月26日、中8週で迎えた44戦目は、行田「忍城」賞（浦和ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で左海誠二騎手（9戦4勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では見せ場なく9着に敗れた。

6月10日、中1週で迎えた45戦目は、向暑特別（川崎ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で左海誠二騎手（10戦4勝）。14頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、馬群に沈み6着に沈んだ。

7月14日、中4週で迎えた46戦目は、一般C2四五（浦和ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で左海誠二騎手（11戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち味のガッツで懸命に走り抜いたが、ケイティケンタに交わされて4馬身差の2着に敗北した。

8月5日、中2週で迎えた47戦目は、トロピカルサマー賞（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で左海誠二騎手（12戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。前に出て、ややハイペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不撓の気力で渋太く持ち堪えて、最後は2着のアッテンボローをクビ差振り切って順当に勝利した。

9月12日、中4週で迎えた48戦目は、半澤慶実騎手を鞍上に迎えて、サファイア特別（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

11月18日、中9週で迎えた49戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、（公社）群馬県畜産協会長賞（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では天稟の闘争本能でゴールまで力走したが、4着に終わった。

7歳（2015年）

2月19日、約3か月の休養明けで迎えた50戦目は、一般C2八九（浦和ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は左海誠二騎手（13戦5勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は垂れてしまい10着に敗れた。

3月6日、中1週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた51戦目は、一般C2九十（川崎ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（14戦5勝）。13頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

4月30日、中7週で迎えた52戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、一般C2十十一（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では不屈の敢闘精神で渋太く末脚を持続させて先頭をうかがい、最後は2着のシアーブリスをクビ差振り切って制した。

5月25日、中3週で迎えた53戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、ひなげし賞（浦和ダート1500m 曇/良）に出走。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで止まることなく走り抜いたが、リバーフルパワーに交わされて2馬身半差の2着となった。

6月12日、中2週で迎えた54戦目は、高麗山特別（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は橋本直哉騎手（2戦0勝）。13頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では矢のような伸びで猛進したが、プリーズドンテルに3/4馬身交わされて2着となった。

6月22日、中0週で迎えた55戦目は、東川公則騎手を鞍上に迎えて、夏至特別（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。16頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず8着に敗れた。

7月15日、中2週で迎えた56戦目は、秩父ブルーベリー賞（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉留孝司騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見所を作れず8着に敗れた。

7月25日、中0週で迎えた57戦目は、三浦市市制60周年記念特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は左海誠二騎手（15戦5勝）。14頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では見せ場を作れず9着に敗れた。

8月7日、中1週で迎えた58戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、ブルースカイ賞（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。

11月19日、約3か月半の休み明けで迎えた59戦目は、木の葉特別（川崎ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は左海誠二騎手（16戦5勝）。13頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では速い脚を使えず8着に敗れた。

12月2日、中1週で迎えた60戦目は、楽天競馬賞（浦和ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（17戦5勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず6着に終わった。

8歳（2016年）

2月1日、中8週で迎えた61戦目は、白加賀賞（浦和ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は橋本直哉騎手（3戦0勝）。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり11着に敗れた。

2月29日、中3週で迎えた62戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、一般C2四五六（川崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では速い脚を使えず11着に終わった。