一般C2六七

レース展開

ブラジルジャクーが後続を牽引、2番手を進むサッポロハーン

ブラジルジャクーが先陣を切る恰好となり、後続を1馬身ほど離して一団を先導。単独の2番手にサッポロハーンが続く。そのすぐ後ろ、フレンチが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションにいるのはミリオンスイート。その1馬身後ろ、リアライズプラケオは中団前め。ネセサリーは中団馬群の真ん中を追走。カネトシスインガーは中団後方の位置。その後ろ、モエレサムライが8番手。ディアテイスティーは後方4番手に控えて前方各馬をうかがいながらの競馬。後方3番手で折り合いをつけるのはダイヤモンドレーン。後方2番手の位置で息を潜めて脚をタメるのはゴールドフージン。どん尻にオパールブラッキーがいる隊列で最初のコーナーを通過。

フレンチが敢闘精神を発揮して直線の紙一重の鬩ぎ合いを辛くも物にする

先頭はブラジルジャクーでリードは1馬身。単独の2番手にフレンチが続く。その後ろ、リアライズプラケオが3番手。1馬身離れて、ミリオンスイートが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、依然として先頭で粘り続けるブラジルジャクー。そのまま押し切るかに思われたが、2番手にいた2番人気のフレンチが凄まじい末脚を弾けさせてブラジルジャクーを捉えると、最後はハナ差だけ先んじてトップでゴールに入った。2着のブラジルジャクーから5馬身差の3着には、中団前目の位置から切れ味抜群の末脚を繰り出したカネトシスインガーが入った。そこから2馬身遅れた4着には、絶好位で直線を迎えたリアライズプラケオが入線した。1番人気のモエレサムライは後方4番手にいたが見せ場なく12着に敗れた。