ラッキーファスト（1997年生、母スイフトブラッキー）

経歴

デビュー前

1歳のとき、宇野一男から「北海道8月市場サラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

栗原清厩舎（船橋）へ入厩。

3歳（2000年）

7月28日、デビュー戦は多田義則騎手を鞍上に据えて、4歳（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。馬体重は486kg。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では目立つような脚を使えず8着に終わった。

4歳（2001年）

2月4日、約6か月半の休み明けで迎えた2戦目は、石井勝男騎手を鞍上に迎えて、4歳（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、勝ったアメリカンキッドに詰め切れず、8馬身差の2着となった。

3月12日、中4週で迎えた3戦目は、4歳（船橋ダート1400m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で石井勝男騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では速い脚を使えず9着に終わった。

4月2日、中2週で迎えた4戦目は、一般C3九ア（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で石井勝男騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る恰好となり、ミドルペースでレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

4月18日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、一般C3九イ（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で石井勝男騎手（3戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では不屈の闘志でバテることなく粘り続けて先頭に立ち、最後は2着のミルメーカーをハナ差振り切って初勝利を挙げた。

5月30日、中5週で迎えた6戦目は、森下博騎手を鞍上に迎えて、一般C3七（船橋ダート1400m 内回り晴/不良）に出走。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず6着に敗れた。

6月18日、中2週で迎えた7戦目は、一般C3六七八（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は石井勝男騎手（4戦1勝）。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。9着に終わった。

6月28日、中0週で迎えた8戦目は、一般C3十（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で石井勝男騎手（5戦1勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では目覚ましい伸び脚で急追したが、抜け出したコハクにハナ差届かず2着となった。

7月5日、連闘で迎えた9戦目は、一般C3十（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石井勝男騎手（6戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月26日、中2週で迎えた10戦目は、一般C3五ア（船橋ダート1400m 内回り曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で石井勝男騎手（7戦1勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では圧倒的な末脚を爆発させて、最後は2着のセイリョウスターをクビ差振り切って2勝目を手中に収めた。

9月7日、中5週で迎えた11戦目は、一般C3三ア（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で石井勝男騎手（8戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。端を奪う形となり、ゆったりとしたペースで馬群を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では全く伸びず10着に敗れた。

9月21日、中1週で迎えた12戦目は、一般C3三（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で石井勝男騎手（9戦2勝）。14頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では全く伸びず9着に敗れた。

10月2日、中1週で迎えた13戦目は、一般C3三（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で石井勝男騎手（10戦2勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。

6歳（2003年）

4月7日、約18か月半の休養明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた14戦目は、一般C3六ア（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は多田義則騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天与の負けん気を発揮して諦めることなく走り切り、3着を確保した。

4月30日、中2週で迎えた15戦目は、一般C3七ア（船橋ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で多田義則騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天賦の負けじ心を発揮してゴールまで勇戦したが、3着に終わった。

6月3日、中4週で迎えた16戦目は、一般C3四ウ（船橋ダート1400m 内回り晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で多田義則騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見所を作れず5着に敗れた。

6月30日、中3週で迎えた17戦目は、一般C3五ア（船橋ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で多田義則騎手（4戦0勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るスーザンフォンテンを次元の違う末脚で交わし去り、最後は5馬身の差をつけて久しぶりに勝ち星を挙げた。

7月17日、中1週で迎えた18戦目は、一般C3五ア（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で多田義則騎手（5戦1勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る形となり、平均ペースで馬群を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では伸びを欠き5着に敗れた。

8月7日、中2週で迎えた19戦目は、一般C3四イ（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で多田義則騎手（6戦1勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

9月11日、中4週で迎えた20戦目は、一般C3四（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で多田義則騎手（7戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不屈の闘争本能で渋太く末脚を持続させて、最後は2着のパインヘッドに1馬身の差をつけて4勝目を手にした。

10月2日、中2週で迎えた21戦目は、一般C3三イ（船橋ダート1400m 内回り晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で多田義則騎手（8戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、ややハイペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不屈の気力で渋太く粘り込んで、最後は2着のタケデンフレッシュをクビ差振り切って先頭ゴールを果たした。

11月10日、中5週で迎えた22戦目は、一般C3二イ（船橋ダート1500m 小雨/重）に出走。鞍上は9戦連続で多田義則騎手（9戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では上々の伸びを見せたが、ユキアイノソラに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

7歳（2004年）

1月14日、中8週で迎えた23戦目は、一般C3三イ（船橋ダート1400m 内回り晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で多田義則騎手（10戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はタレてしまい6着に敗れた。

2月6日、中2週で迎えた24戦目は、一般C3三ア（船橋ダート1400m 内回り晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で多田義則騎手（11戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきり、平均的なペースで一団を牽引。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

3月23日、中6週で迎えた25戦目は、一般C3三ア（船橋ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は12戦連続で多田義則騎手（12戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では強烈な末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は2着のトダノスイジンを半馬身振り切って6勝目を掴み取った。

4月15日、中2週で迎えた26戦目は、一般C3三ア（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で多田義則騎手（13戦4勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったミンドゥルレに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。