ミラクルスキー（2004年生、母ボンバーナナ）

ミラクルスキー（2004年4月15日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のグランドオペラ（当時20歳）と交配したボンバーナナが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は佐々木直孝。戦績は、地方32戦5勝。主な勝ち鞍は2007年の吉野ヶ里温泉卑弥呼乃湯協賛ルビー特別(C1-1)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、佐々木直孝から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

真島元徳厩舎（佐賀）へ入厩。

2歳（2006年）

8月16日、デビュー戦は下條知之騎手を鞍上に据えて、2歳戦のルーキーステージ（佐賀ダート900m 晴/良）に出走。馬体重は452kg。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず5着に終わった。

9月10日、中3週で迎えた2戦目は、真島正徳騎手を鞍上に迎えて、2歳（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

9月23日、中1週で迎えた3戦目は、2歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は下條知之騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るハクコウガイカを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

10月28日、中4週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた4戦目は、2歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は真島正徳騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず6着に敗れた。

11月25日、中3週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた5戦目は、2歳（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は下條知之騎手（2戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。

12月16日、中2週で迎えた6戦目は、2歳（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は真島正徳騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のベティエルフに1馬身の差をつけて勝利をモノにする

3歳（2007年）

1月3日、中2週で迎えた7戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は下條知之騎手（3戦1勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く9着に敗れた。

1月13日、中0週で迎えた8戦目は、北村欣也騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のかささぎ賞（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。7頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず3着に沈んだ。

2月5日、中2週で迎えた9戦目は、3歳戦のグリーンカップ（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は下條知之騎手（4戦1勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではやや伸びを欠き、3着に終わった。

2月17日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦のかささぎ賞（佐賀ダート1750m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で下條知之騎手（5戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず4着に敗れた。

3月10日、中2週で迎えた11戦目は、3歳戦のかささぎ賞（佐賀ダート1750m 小雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で下條知之騎手（6戦1勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず4着に終わった。

4月14日、中4週で迎えた12戦目は、3歳戦のLet’sGo九州競馬特別（佐賀ダート1750m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で下條知之騎手（7戦1勝）。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は失速してしまい7着に敗れた。

4月30日、中1週で迎えた13戦目は、3歳戦の九年庵特別（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で下條知之騎手（8戦1勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚を伸ばせず6着に敗れた。

5月20日、中2週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた14戦目は、3歳戦の鯱の門特別（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で下條知之騎手（9戦1勝）。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず10着に終わった。

6月3日、中1週で迎えた15戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で下條知之騎手（10戦1勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るマイティノバを上がり0位の末脚でクビ差だけ差し切って制した。

6月17日、中1週で迎えた16戦目は、3歳戦の耶馬渓大観峰特別（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で下條知之騎手（11戦2勝）。11頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着を確保した。

7月1日、中1週で迎えた17戦目は、3歳戦の筑紫野特別（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で下條知之騎手（12戦2勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のナッチャンをクビ差振り切って4勝目を奪取した。

7月22日、中2週で迎えた18戦目は、吉野ヶ里温泉卑弥呼乃湯協賛ルビー特別（佐賀ダート1750m 曇/良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は10戦連続で下條知之騎手（13戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のランバリヨンを半馬身振り切って5勝目を獲得した。

8月26日、中4週で迎えた19戦目は、3歳KJ2のロータスクラウン賞（佐賀ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は北村欣也騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に敗れた。

9月8日、中1週で迎えた20戦目は、3歳以上B2-5（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は下條知之騎手（14戦4勝）。6頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見せ場なく5着に敗れた。

11月18日、中9週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた21戦目は、3歳以上B2-5（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で下條知之騎手（15戦4勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず9着に敗れた。

12月2日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた22戦目は、3歳以上B2-4（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で下條知之騎手（16戦4勝）。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず11着に終わった。

12月24日、中2週で迎えた23戦目は、3歳以上B2-5（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で下條知之騎手（17戦4勝）。11頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず10着に終わった。

4歳（2008年）

1月5日、中1週で迎えた24戦目は、3歳以上B2-4（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で下條知之騎手（18戦4勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず8着に終わった。

1月26日、中2週で迎えた25戦目は、3歳以上B2-5（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で下條知之騎手（19戦4勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に終わった。

2月11日、中1週で迎えた26戦目は、3歳以上B2-5（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で下條知之騎手（20戦4勝）。7頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり5着に終わった。

3月2日、中2週で迎えた27戦目は、3歳以上B2-4（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で下條知之騎手（21戦4勝）。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では末脚に勢いがなく12着に終わった。

3月23日、中2週で迎えた28戦目は、3歳以上B2-4（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は9戦連続で下條知之騎手（22戦4勝）。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず9着に終わった。

4月20日、中3週で迎えた29戦目は、3歳以上B2-4（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で下條知之騎手（23戦4勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず5着に終わった。

5月5日、中1週で迎えた30戦目は、3歳以上B2-4（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で下條知之騎手（24戦4勝）。11頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず9着に終わった。

5月25日、中2週で迎えた31戦目は、3歳以上B2-4（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で下條知之騎手（25戦4勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に終わった。

6月7日、中1週で迎えた32戦目は、3歳以上B2-4（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で下條知之騎手（26戦4勝）。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず8着に終わった。