アルマカイルア（2013年生、母タケカワルキューレ）

アルマカイルア（2013年3月2日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋２つの海（ハワイ語）」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のタニノギムレット（当時14歳）と交配したタケカワルキューレが12歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）小泉牧場。戦績は、中央平地10戦0勝、地方19戦0勝。

経歴

デビュー前

池上昌和厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2015年）

8月29日、デビュー戦は吉田豊騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1600m 外回り小雨/稍重）に出走。馬体重は474kg。18頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では速い脚を使えず11着に敗れた。

9月13日、中1週で迎えた2戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山芝2000m 曇/良）に出走。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く5着に敗れた。

10月4日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、2歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で勝浦正樹騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を披露し、4着に入り込んだ。

10月24日、中2週で迎えた4戦目は、丸山元気騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟芝1800m 外回り曇/良）に出走。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では決め手が足りず9着に敗れた。

12月19日、中7週で迎えた5戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で大外16番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は垂れてしまい11着に終わった。

3歳（2016年）

1月16日、中3週で迎えた6戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚を伸ばせず8着に終わった。

3月20日、中8週で迎えた7戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 曇/重）に出走。16頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に終わった。

4月2日、中1週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で柴山雄一騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に終わった。

4月24日、中2週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（東京ダート2100m 曇/良）に出走。鞍上は勝浦正樹騎手（2戦0勝）。16頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に終わった。

5月14日、中2週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（新潟芝2400m 晴/良）に出走。鞍上は丸山元気騎手（1戦0勝）。15頭立ての12番人気で大外15番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバテてしまい10着に終わった。

7月5日、中6週で迎えた11戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では脚が残っておらず12着に敗れた。

7月25日、中2週で迎えた12戦目は、3歳（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

8月23日、中3週で迎えた13戦目は、本橋孝太騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1400m 曇/重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では見所を作れず9着に敗れた。

9月12日、中2週で迎えた14戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の和や会主催・香澄・愛生誕記念（川崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には割り込めず6着に終わった。

10月3日、中2週で迎えた15戦目は、3歳（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は山崎誠士騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず11着に敗れた。

10月18日、中1週で迎えた16戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（3戦0勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

10月31日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた17戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず6着に終わった。

12月2日、中4週で迎えた18戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/不良）に出走。鞍上は山崎誠士騎手（4戦0勝）。14頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では超凡な末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

12月13日、中1週で迎えた19戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のもみの木特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では閃光の如き末脚を繰り出したが、3着に終わった。

4歳（2017年）

1月2日、中2週で迎えた20戦目は、一般C2七八九（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に敗れた。

1月19日、中1週で迎えた21戦目は、深谷名物「煮ぼうとう」賞（浦和ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は山崎誠士騎手（5戦0勝）。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず7着に終わった。

2月2日、中1週で迎えた22戦目は、探梅賞（川崎ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（6戦0勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず4着に敗れた。

2月10日、連闘で迎えた23戦目は、一般C2九十（船橋ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は町田直希騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走し、4着に入り込んだ。

3月1日、中2週で迎えた24戦目は、一般C2六七八（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は山崎誠士騎手（7戦0勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには絡めず5着に敗れた。

3月28日、中3週で迎えた25戦目は、一般C2八（浦和ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（8戦0勝）。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず6着に終わった。

4月5日、連闘で迎えた26戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、一般C2七八九（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

4月24日、中2週で迎えた27戦目は、本田正重騎手を鞍上に迎えて、一般C2五六（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず7着に終わった。

8月21日、約4か月の休養明けで迎えた28戦目は、2017夏川崎ジョッキーズカップ（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は町田直希騎手（2戦0勝）。14頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ伸び切れず7着に敗れた。

9月8日、中2週で迎えた29戦目は、伊藤裕人騎手を鞍上に迎えて、一般C3一二三（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず4着に終わった。