2歳未勝利

レース展開

キークラッカーが端に立つ形、そのすぐ後ろに続くマイネルツィール

キークラッカーが逃げる恰好となり、後続を1馬身ほど離して一団を先導。単独の2番手にマイネルツィールが続く。そのあと、バルダッサーレとアルマカイルアが3番手の好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはキャノンストリート、ジョージフォンテン、ミッレミリアら3頭。その1馬身後ろ、メゾンリーとマウントロブソンは中団やや前。ウインアイフォースは中団馬群の真ん中を追走。サンホッブズは中団後方の位置。テイエムユメハナビは後方5番手で虎視眈々と機を待つ。後方5番手でジックリと折り合い重視で運ぶのはアフェクテューズとグロリアスウィナー。後方2番手の位置でじっと我慢して力を温存するのはマイネルクラフト。少し離れたどん尻にマリノジュエリーがいる隊列で最初のコーナーを通過。

マウントロブソンが中位から鮮烈な末脚を爆発させて前の各馬をしっかりと交わす

先頭はキークラッカーでリードは1馬身。2番手にバルダッサーレとマイネルツィールが続く。その後ろ、アルマカイルアが4番手。1馬身離れて、メゾンリーとキャノンストリートが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、5番手から抜け出したのはメゾンリー。そのまま押し切るかに見えたが、中団にいた1番人気のマウントロブソンが自慢の末脚を爆発させ前にいた7頭を差し切り、最後は後続に1馬身1/4の差をつけて勝利を掴んだ。2着には、先行勢の後ろの位置からビュッと切れる脚で猛進したメゾンリーが続き、2着と半馬身差の3着には、2番手の位置からゴールまでジンワリと伸びたマイネルツィールが入った。そこから半馬身遅れた4着には、同じく2番手で直線を迎えたバルダッサーレが入線、さらに2馬身差の5着には、先行勢の後ろにいた2番人気のキャノンストリートが食い込んだ。