キャノンストリート（2013年生、母マジックビクトリア）

キャノンストリート（2013年2月26日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「イギリスの駅名」。毛色は鹿毛。種牡馬のハービンジャー（当時7歳）と交配したマジックビクトリアが10歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は松田一夫。戦績は、中央平地11戦0勝2着2回、地方12戦1勝2着4回。主な勝ち鞍は2016年の3歳以上C3一。

経歴

デビュー前

宗像義忠厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2015年）

8月23日、デビュー戦は丸田恭介騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（札幌芝1800m 曇/良）に出走。馬体重は450kg。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

9月5日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（札幌芝2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で丸田恭介騎手（1戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では卓出した伸び脚で猛進したが、ジョルジュサンクに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

12月19日、約3か月半の休み明けで迎えた3戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天性の勝負根性でゴールまで力闘したが、5着に終わった。

3歳（2016年）

1月10日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中山芝2200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木幡初広騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて15番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に敗れた。

3月5日、中7週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた5戦目は、3歳未勝利（中山芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で木幡初広騎手（2戦0勝）。16頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず10着に敗れた。

4月30日、中7週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた6戦目は、3歳未勝利（新潟芝1600m 外回り曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で木幡初広騎手（3戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて1番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず7着に敗れた。

5月21日、中2週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（新潟芝2200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で木幡初広騎手（4戦0勝）。16頭立ての8番人気で15番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走したが、5着に終わった。

6月18日、中3週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（函館芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で木幡初広騎手（5戦0勝）。16頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に終わった。

7月2日、中1週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（函館芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で木幡初広騎手（6戦0勝）。16頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、4着に入った。

7月17日、中1週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（函館芝2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で木幡初広騎手（7戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後はアグネスザルーツと並んで2着同着となった。

8月13日、中3週で迎えた11戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に敗れた。

9月30日、中6週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた12戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、りんどう賞（園田ダート1700m 雨/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が衰えて6着に敗れた。

10月26日、中3週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた13戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり4着に敗れた。

11月10日、中1週で迎えた14戦目は、3歳以上C3二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中学騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では見事な伸び脚で追い上げたが、抜け出したタガノゼウスに半馬身届かず2着に敗北した。

12月1日、中2週で迎えた15戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で田中学騎手（3戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではパワフルな末脚を繰り出したが、3着に終わった。

12月28日、中3週で迎えた16戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で田中学騎手（4戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではしっかりと末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のハレーをクビ差振り切って待望の初白星を挙げた。

4歳（2017年）

1月24日、中3週で迎えた17戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で田中学騎手（5戦1勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったケイビイノキセキに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

2月21日、中3週で迎えた18戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で田中学騎手（6戦1勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり4着に敗れた。

3月23日、中3週で迎えた19戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で田中学騎手（7戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、伸びてきたクリノロスメルタ決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

4月26日、中4週で迎えた20戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で田中学騎手（8戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はバタバタになってしまい8着に敗れた。

5歳（2018年）

3月11日、約10か月半の休養明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた21戦目は、宮川実騎手を鞍上に迎えて、一般C2-5（高知ダート1400m 晴/重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

3月25日、中1週で迎えた22戦目は、妹尾浩一朗騎手を鞍上に迎えて、春キャベツのミルフィーユ特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったカノヤカンザクラに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

4月7日、中1週で迎えた23戦目は、一般C3-2（高知ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で妹尾浩一朗騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びを欠き7着に敗れた。