ジュエリーティアラ（2003年生、母ジュエリーバード）

ジュエリーティアラ（2003年3月24日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「母名の一部＋宝冠」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のデザートキング（当時9歳）と交配したジュエリーバードが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は松田一夫。戦績は、中央平地5戦0勝、地方6戦2勝2着1回。2005年のフサイチコンコルド賞に勝利した他、2005年のマヤノトップガン賞で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

米川伸也厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2005年）

6月7日、デビュー戦は斉藤正弘騎手を鞍上に据えて、牝馬限定2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は440kg。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のアクシスに1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

7月6日、中3週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた2戦目は、2歳地方重賞の栄冠賞（旭川ダート1000m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で斉藤正弘騎手（1戦1勝）。14頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。5着を確保した。

7月23日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた3戦目は、2歳オープンのラベンダー賞（函館芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で斉藤正弘騎手（2戦1勝）。7頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く6着に終わった。

8月18日、中3週で迎えた4戦目は、牝馬限定2歳地方重賞のリリーカップ（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で斉藤正弘騎手（3戦1勝）。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。7着に終わった。

8月31日、中1週で迎えた5戦目は、川島雅人騎手を鞍上に迎えて、2歳地方重賞のイノセントカップ（旭川ダート1500m 曇/良）に出走。11頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

9月17日、中1週で迎えた6戦目は、2歳500万下（札幌芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は斉藤正弘騎手（4戦1勝）。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには参加できず7着に終わった。

10月6日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、2歳オープンのマヤノトップガン賞（旭川ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で斉藤正弘騎手（5戦1勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったラッキートゥモロウから2馬身差の2着となった。

10月26日、中2週で迎えた8戦目は、2歳オープンのフサイチコンコルド賞（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で斉藤正弘騎手（6戦1勝）。15頭立ての3番人気に推されて16番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線に入ると、前で粘るバージョンアップを上がり1位タイの末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

4歳（2007年）

1月6日、約14か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた9戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1800m 雨/稍重）に出走。16頭立ての15番人気で4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では切れる脚を使えず15着に終わった。

7月28日、約7か月の休み明けで迎えた10戦目は、草野太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟芝1200m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての17番人気で4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では伸びが劣勢になり9着に終わった。

9月1日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた11戦目は、佐藤聖也騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（札幌芝1500m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。14頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では末脚が振るわず13着に終わった。