ハチャトリアン（2021年生、母スクリーンデビュー）

経歴

デビュー前

1歳のとき、船越牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、幅田昌伸によって1,012万円で落札された。

奥村豊厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2023年）

10月1日、デビュー戦は小沢大仁騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝2000m 曇/稍重）に出走。馬体重は454kg。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では目立つような脚を使えず9着に終わった。

10月7日、連闘で迎えた2戦目は、2歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で小沢大仁騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。最後は脚勢が悪くなり13着に終わった。

3歳（2024年）

1月6日、約3か月の休み明けで迎えた3戦目は、3歳未勝利（京都ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小沢大仁騎手（2戦0勝）。16頭立ての16番人気で12番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず12着に終わった。

1月20日、中1週で迎えた4戦目は、城戸義政騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1800m 小雨/稍重）に出走。12頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚がパッとせず10着に終わった。

3月1日、中5週で迎えた5戦目は、尾崎章生騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のモダンアートに8馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

3月13日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で尾崎章生騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では卓抜な伸び脚で驀進したが、ニホンピロホリデーに交わされて3馬身差の2着に敗北した。

3月26日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（名古屋ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で尾崎章生騎手（2戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったヴェッターホルンに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

4月9日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦のウグイス特別（名古屋ダート1700m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で尾崎章生騎手（3戦1勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今一つ伸び切れず11着に敗れた。

5月1日、中2週で迎えた9戦目は、村上弘樹騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1500m 雨/稍重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るプリンセスパリーを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて単勝一倍台の支持に応えた。