ロゼクラン（2018年生、母ローズカリーナ）
Rose Clan
2018.01.23
ロゼクラン（2018年1月23日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「バラ(仏)+一族(仏)」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のリーチザクラウン（当時12歳）と交配したローズカリーナが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は岡田牧場。主な勝ち鞍は2022年の晩春特別(一般C1イ)。
経歴
デビュー前
高柳大輔厩舎（栗東）へ入厩。
2歳（2020年）
12月6日、デビュー戦は和田竜二騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中京芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は440kg。14頭立ての5番人気で大外14番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入った。
3歳（2021年）
1月16日、中5週で迎えた2戦目は、川田将雅騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝1600m 晴/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて5番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、ハイペースで集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が衰えて10着に敗れた。
2月21日、中4週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は和田竜二騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では伸びが劣勢になり12着に敗れた。
6月19日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、団野大成騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（札幌芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、4着に入った。
7月3日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（函館芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で団野大成騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて14番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天性の闘志でゴールまで力闘したが、3着に終わった。
7月24日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（函館芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で団野大成騎手（2戦0勝）。16頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち味のタフネスで最後まで奮闘したが、勝ったセンショウライツにねじ伏せられて1馬身3/4差の2着となった。
8月7日、中1週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（函館芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で団野大成騎手（3戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く9着に敗れた。
10月28日、約2か月半の間隔を開けて迎えた8戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、ランタナダッシュ（船橋ダート1000m 晴/不良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に敗れた。
12月1日、中4週で迎えた9戦目は、馬い!八幡平里山プロジェクト記念（船橋ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に終わった。
12月31日、中3週で迎えた10戦目は、村上弘樹騎手を鞍上に迎えて、くりーく賞（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では矢のような伸び脚で急追したが、抜け出したメモリージュネスを差し切れず、1馬身差の2着に敗北した。
4歳（2022年）
2月10日、中5週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた11戦目は、青柳正義騎手を鞍上に迎えて、一般C7（笠松ダート1400m 雨/稍重）に出走。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で追い上げたが、勝ったオルガンザに詰め切れず、7馬身差の2着に敗北した。
3月18日、中4週で迎えた12戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、BigBоss8843カップ（笠松ダート1400m 雨/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天資の負けじ魂を発揮してゴールまで力戦したが、3着に終わった。
デビュー前
後藤佑耶厩舎（笠松）へ入厩。
3月31日、デビュー戦は渡辺竜也騎手を鞍上に据えて、一般C8（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。7頭立ての7番ゲートからスタート。出走取消となった。
4月15日、中3週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた13戦目は、渡辺竜也騎手を鞍上に迎えて、一般C9（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では途轍もない末脚を爆発させて突き抜け、最後は2着のグレースユイに3馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。
4月28日、中1週で迎えた14戦目は、晩春特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は青柳正義騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では強烈な末脚を爆発させて悠々と抜け出し、最後は2着のテーオーラトゥールに3馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。
5月31日、中4週で迎えた15戦目は、今井貴大騎手を鞍上に迎えて、板取川賞（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではシャープな伸び脚で猛進したが、モーニングフジに交わされて1馬身差の2着となった。
6月14日、中1週で迎えた16戦目は、一般B4（笠松ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は渡辺竜也騎手（1戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るアドマイヤグルスを途轍もない末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて単勝一倍台の支持に応えた。
9月19日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から11kg減らして迎えた17戦目は、永島まなみ騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中京芝1200m 曇/不良）に51kgの軽斤量で出走。15頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天授の闘志でゴールまで頑張り、5着に入り込んだ。
10月15日、中3週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた18戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラスの十日町特別（新潟芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての12番人気で大外18番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始17番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切り、6着に入り込んだ。
11月12日、中3週で迎えた19戦目は、菱田裕二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（福島芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には割り込めず7着に敗れた。
12月11日、中3週で迎えた20戦目は、藤岡康太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中京芝1600m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではキレのいい末脚を発揮し、3着に入った。
5歳（2023年）
1月7日、中3週で迎えた21戦目は、4歳以上1勝クラス（中京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤岡康太騎手（1戦0勝）。18頭立ての4番人気に推されて9番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではあとひと押しが足りず、6着に終わった。
2月12日、中4週で迎えた22戦目は、4歳以上1勝クラス（阪神芝1600m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は秋山真一郎騎手（1戦0勝）。17頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。
3月5日、中2週で迎えた23戦目は、4歳以上1勝クラス（阪神芝1600m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で秋山真一郎騎手（2戦0勝）。17頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走し、4着に入った。
3月19日、中1週で迎えた24戦目は、牝馬限定の4歳以上1勝クラス（中京芝1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で秋山真一郎騎手（3戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて7番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではもうワンパンチ足りず、5着に終わった。
4月16日、中3週で迎えた25戦目は、牝馬限定の4歳以上1勝クラス（福島芝1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で秋山真一郎騎手（4戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて11番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では途轍もない末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のマメコをハナ差振り切って勝利をモノにする
10月28日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた26戦目は、3歳以上2勝クラスの清津峡特別（新潟芝1200m 小雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で秋山真一郎騎手（5戦1勝）。18頭立ての15番人気で16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始17番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず7着に終わった。
11月11日、中1週で迎えた27戦目は、3歳以上2勝クラス（京都芝1400m 外回り 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で秋山真一郎騎手（6戦1勝）。18頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、6着に終わった。
12月3日、中2週で迎えた28戦目は、3歳以上2勝クラス（阪神芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で秋山真一郎騎手（7戦1勝）。15頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず6着に終わった。
12月9日、連闘で迎えた29戦目は、3歳以上2勝クラス（阪神芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で秋山真一郎騎手（8戦1勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚が冴えず7着に敗れた。
6歳（2024年）
4月14日、約4か月の休み明けで迎えた30戦目は、荻野琢真騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上2勝クラスの三木特別（阪神芝1400m 晴/良）に出走。17頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず11着に終わった。
5月11日、中3週で迎えた31戦目は、4歳以上2勝クラス（京都芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で荻野琢真騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では強靭な末脚を披露し、3着に入り込んだ。
6月2日、中2週で迎えた32戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの祇園特別（京都芝1200m 曇/良）に出走。14頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず8着に敗れた。
6月30日、中3週で迎えた33戦目は、牝馬限定の3歳以上2勝クラスの立待岬特別（函館芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は荻野琢真騎手（2戦0勝）。15頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず11着に敗れた。
7月6日、連闘で迎えた34戦目は、3歳以上2勝クラスの潮騒特別（函館芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で荻野琢真騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。
8月4日、中3週で迎えた35戦目は、3歳以上2勝クラスの札幌スポニチ賞（札幌芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で荻野琢真騎手（4戦0勝）。16頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走し、5着に入り込んだ。
2021年8月12日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。