ポッドマーフィー（2021年生、母アンバービーチ）

Pod Murphy

2021.04.10

ポッドマーフィー（2021年4月10日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のTalismanic（当時8歳）と交配したアンバービーチが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は市川フアーム。2023年のルーキーズサマーカップ(S3)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

武井和実厩舎（川崎）へ入厩。

2歳（2023年）

5月18日、デビュー戦は森泰斗騎手を鞍上に据えて、2歳戦のスパーキングデビュー（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は432kg。6頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、ハイペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不屈のファイティングスピリットで渋太く末脚を持続させて、最後は2着のホークマンを半馬身振り切って初勝利を挙げた。

7月4日、中6週で迎えた2戦目は、2歳戦のシャイニングスター賞（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（1戦1勝）。5頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ホークマンに交わされて2馬身差の2着に敗れた。

7月17日、中1週で迎えた3戦目は、2歳戦の新星特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で森泰斗騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のルージュノデンゴンに3馬身の差をつけて2勝目を奪取した。

8月30日、中5週で迎えた4戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、2歳S3のルーキーズサマーカップ（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天授の負けん気を発揮してゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

10月31日、中8週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた5戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、2歳S1のハイセイコー記念（大井ダート1600m 内回り 曇/良）に出走。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい10着に終わった。

11月23日、中2週で迎えた6戦目は、2歳戦の若鷹特別（浦和ダート1500m 晴/良）に57kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で和田譲治騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。

12月21日、中3週で迎えた7戦目は、2歳戦の若潮特別（浦和ダート1500m 晴/良）に57kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で和田譲治騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見所を作れず5着に敗れた。

3歳（2024年）

3月13日、約3か月の間隔を開けて迎えた8戦目は、岡村健司騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンの椿賞（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は減速してしまい11着に終わった。

4月17日、中4週で迎えた9戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンの’24アヴニール賞（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。最後は脚勢が衰えて6着に終わった。