エイシンハリアー（2022年生、母エイシンヒマワリ）

エイシンハリアー（2022年2月10日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は芦毛。種牡馬のエイシンヒカリ（当時11歳）と交配したエイシンヒマワリが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は栄進牧場。2025年のJRA 級認定ネクストスター西日本で2着に入った他、2024年のアンバー特別で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

松本隆宏厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2024年）

6月19日、デビュー戦は服部茂史騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1100m 晴/良）に出走。馬体重は490kg。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、豪脚を炸裂させて、最後は2着のサンロックンロールに1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

8月14日、中7週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、2歳オープンのペリドット特別（門別ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で服部茂史騎手（1戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず3着に敗れた。

9月12日、中3週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた3戦目は、2歳オープンのピンクサファイア特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で服部茂史騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。

10月10日、中3週で迎えた4戦目は、落合玄太騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのアンバー特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では稲妻のようなを披露したが、3着に終わった。

10月23日、中1週で迎えた5戦目は、2歳オープンのウィナーズチャレンジ9（門別ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は服部茂史騎手（3戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

3歳（2025年）

1月3日、中9週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた6戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、3歳（園田ダート1230m 晴/良）に出走。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、鮮烈な末脚を爆発させて、最後は2着のミストラルピンクに2馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

1月22日、中2週で迎えた7戦目は、3歳A B（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小牧太騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では逸出した伸び脚で追い上げたが、抜け出したセッティングサンにクビ差届かず2着に甘んじた。

2月7日、中1週で迎えた8戦目は、3歳A B（姫路ダート1500m 雪/良）に出走。鞍上は3戦連続で小牧太騎手（2戦1勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るコスモヴェントゥスを鮮やかな末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

2月20日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦の兵庫ユースカップ（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小牧太騎手（3戦2勝）。6頭立ての2番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではしっかりと末脚を伸ばして、最後は2着のラピドフィオーレをクビ差振り切って4勝目を奪取した。

3月23日、中3週で迎えた10戦目は、3歳オープンのJRA 級認定ネクストスター西日本（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で小牧太騎手（4戦3勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったジュゲムーンに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

5月1日、中5週で迎えた11戦目は、3歳Jpn2の兵庫チャンピオンシップ（園田ダート1400m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は6戦連続で小牧太騎手（5戦3勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に敗れた。

6月12日、中5週で迎えた12戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンのぎふ清流カップ（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に敗れた。

6月26日、中1週で迎えた13戦目は、大山龍太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の兵庫優駿（園田ダート1870m 晴/重）に出走。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見所を作れず6着に敗れた。

7月18日、中2週で迎えた14戦目は、林家希林☆来場記念（園田ダート1400m 曇/重）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は小牧太騎手（6戦3勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で追い上げたが、勝ったオズモポリタンに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

9月11日、中7週で迎えた15戦目は、3歳戦のクリスタル賞（園田ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で小牧太騎手（7戦3勝）。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚が止まってしまい7着に敗れた。

10月1日、中2週で迎えた16戦目は、3歳以上B1（園田ダート1400m 晴/稍重）に57kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で小牧太騎手（8戦3勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では不屈の闘魂で渋太く末脚を持続させて、最後は2着のアイヤナに3馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

11月6日、中4週で迎えた17戦目は、3歳戦の楠賞（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は大山龍太郎騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では伸びを欠き11着に終わった。

12月2日、中3週で迎えた18戦目は、滋賀畜産特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は小牧太騎手（9戦4勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で追い上げたが、抜け出したメイショウシマトを差し切れず、1馬身半差の2着に敗北した。