ビガラスアクション（2005年生、母オギサテンドール）

ビガラスアクション（2005年3月30日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「力強い動作」。毛色は鹿毛。種牡馬のサウスヴィグラス（当時9歳）と交配したオギサテンドールが19歳のときに産んだ12番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は大平牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方25戦3勝2着1回。主な勝ち鞍は2008年の3歳。

経歴

デビュー前

当歳のとき、大平巧から「北海道オータムセールサラブレッド当歳」に上場されたが主取りとなった。

宮徹厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2007年）

8月5日、デビュー戦は藤岡康太騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は486kg。11頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい11着に終わった。

9月23日、中6週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた2戦目は、2歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で藤岡康太騎手（1戦0勝）。13頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず11着に終わった。

10月6日、中1週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（京都芝1600m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で藤岡康太騎手（2戦0勝）。17頭立ての17番人気で1番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では伸びが劣勢になり17着に終わった。

11月18日、中5週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で藤岡康太騎手（3戦0勝）。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい9着に終わった。

12月20日、中4週で迎えた5戦目は、大畑雅章騎手を鞍上に迎えて、2歳（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目覚ましい伸び脚で驀進したが、シンコーセヴンに交わされて4馬身差の2着となった。

12月25日、連闘で迎えた6戦目は、2歳（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で大畑雅章騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず6着に敗れた。

3歳（2008年）

1月4日、中0週で迎えた7戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で大畑雅章騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切り、3着を確保した。

1月15日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で大畑雅章騎手（3戦0勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではあとひと伸びが足りず、3着に終わった。

2月1日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で大畑雅章騎手（4戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見所を作れず7着に敗れた。

2月11日、中0週で迎えた10戦目は、清家義徳騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に敗れた。

3月4日、中2週で迎えた11戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は大畑雅章騎手（5戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が振るわず5着に敗れた。

3月20日、中1週で迎えた12戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で大畑雅章騎手（6戦0勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグイグイと末脚を伸ばして、最後は2着のビッグホーンを3/4馬身振り切って待望の初勝利を挙げた。

7月16日、約4か月の休み明けで迎えた13戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は清家義徳騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では余力が残っておらず6着に終わった。

7月21日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた14戦目は、3歳戦の夏セクシー笠松山崎隆之記念（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は大畑雅章騎手（7戦1勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では決め手が足りず7着に終わった。

8月6日、中1週で迎えた15戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は清家義徳騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では今一つ伸び切れず6着に終わった。

8月21日、中1週で迎えた16戦目は、戸部尚実騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では決め手が足りず6着に終わった。

9月5日、中1週で迎えた17戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は大畑雅章騎手（8戦1勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚が止まってしまい8着に敗れた。

9月9日、連闘で迎えた18戦目は、横井将人騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず4着に終わった。

9月18日、連闘で迎えた19戦目は、3歳（名古屋ダート800m 曇/不良）に出走。鞍上は大畑雅章騎手（9戦1勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚が冴えず6着に敗れた。

10月8日、中2週で馬体重を前走から17kg増やして迎えた20戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で大畑雅章騎手（10戦1勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず6着に終わった。

10月23日、中1週で迎えた21戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で大畑雅章騎手（11戦1勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では伸びを欠き10着に終わった。

4歳（2009年）

1月26日、約3か月の休養明けで迎えた22戦目は、一般C30（名古屋ダート800m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で大畑雅章騎手（12戦1勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のタイセイコロネットに4馬身の差をつけて2勝目を収める

2月1日、連闘で馬体重を前走から11kg増やして迎えた23戦目は、一般C27（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で大畑雅章騎手（13戦2勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では全く伸びず8着に敗れた。

2月15日、中1週で迎えた24戦目は、一般C28（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は清家義徳騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に敗れた。

3月1日、中1週で迎えた25戦目は、まねき馬倶楽部 in 名古屋競馬場（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で清家義徳騎手（4戦0勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びを欠き9着に敗れた。

3月17日、中1週で迎えた26戦目は、一般C24（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で清家義徳騎手（5戦0勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見せ場なく7着に終わった。

3月24日、連闘で迎えた27戦目は、一般C27（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で清家義徳騎手（6戦0勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に終わった。

4月14日、中2週で迎えた28戦目は、一般C22（名古屋ダート800m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で清家義徳騎手（7戦0勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮烈な末脚を弾けさせてあっさりと抜け出し、最後は2着のチュウオウペットに3馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

5月5日、中2週で迎えた29戦目は、一般C16（名古屋ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で清家義徳騎手（8戦1勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では切れる脚を使えず10着に終わった。