マンハッタンガデス（2018年生、母マンハッタンフィズ）

マンハッタンガデス（2018年3月21日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「マンハッタン+女神。母名の一部と女神のように輝くことを願い」。毛色は青鹿毛。種牡馬のノヴェリスト（当時9歳）と交配したマンハッタンフィズが18歳のときに産んだ12番仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。主な勝ち鞍は2022年の市川豊馬術一級審判員賞(一般C31)。

経歴

デビュー前

グリーンファーム愛馬会にて総額1,200万円（6万×200口）で一口馬主が募集された。

高橋康之厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2021年）

6月27日、デビュー戦は富田暁騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（阪神芝1600m 外回り曇/良）に出走。馬体重は412kg。18頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では鋭い脚を使えず14着に終わった。

7月18日、中2週で迎えた2戦目は、斎藤新騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（小倉芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての18番人気で14番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを18番手で通過。直線では速い脚を使えず15着に終わった。

8月21日、中4週で迎えた3戦目は、永島まなみ騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1800m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。14頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では伸びを欠き13着に終わった。

9月4日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（小倉芝2000m 曇/重）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で永島まなみ騎手（1戦0勝）。18頭立ての17番人気で16番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後はバテてしまい14着に終わった。

2021年9月8日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

11月15日、中9週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた5戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、一般C28（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では全く伸びず7着に敗れた。

11月30日、中1週で迎えた6戦目は、村上弘樹騎手を鞍上に迎えて、一般C25（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は脚色が悪くなり11着に終わった。

12月8日、連闘で迎えた7戦目は、山田祥雄騎手を鞍上に迎えて、一般C26（名古屋ダート1400m 晴/不良）に出走。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では天与のガッツで諦めることなく走り切ったが、4着に終わった。

4歳（2022年）

1月1日、中2週で迎えた8戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、市川豊馬術一級審判員賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のハンデンアミーラに8馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

1月19日、中2週で迎えた9戦目は、一般C14（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山田祥雄騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場なく7着に敗れた。

2022年1月27日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。