ローランヴァンジェ（1999年生、母チームスピリット）

ローランヴァンジェ（1999年4月18日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のトニービン（当時16歳）と交配したチームスピリットが13歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）宮内牧場。戦績は、中央平地1戦0勝、地方26戦3勝2着1回。主な勝ち鞍は2002年の3歳C4。

経歴

デビュー前

当歳のとき、宮内牧場から「北海道10月市場サラブレッド当歳」に上場されたが主取りとなった。

中野渡清一厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2002年）

8月25日、デビュー戦は武士沢友治騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（札幌芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は494kg。15頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず15着に終わった。

10月6日、中5週で迎えた2戦目は、小国博行騎手を鞍上に迎えて、3歳C6（上山ダート1250m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。8着に敗れた。

10月22日、中1週で迎えた3戦目は、鈴木勝騎手を鞍上に迎えて、3歳C7（上山ダート1250m 雨/重）に出走。11頭立ての7番人気で大外11番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月3日、中1週で迎えた4戦目は、3歳C6（上山ダート1250m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木勝騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月17日、中1週で迎えた5戦目は、3歳C6（上山ダート1250m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木勝騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のサファリパオパオに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

12月1日、中1週で迎えた6戦目は、長橋秀樹騎手を鞍上に迎えて、3歳C4（上山ダート1250m 曇/重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のニシノブルーローズに2馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

12月30日、中3週で迎えた7戦目は、久保田政弘騎手を鞍上に迎えて、一般C5（高崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。7着に終わった。

4歳（2003年）

1月11日、中1週で迎えた8戦目は、早川順一騎手を鞍上に迎えて、一般C5（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。3着に終わった。

1月25日、中1週で迎えた9戦目は、根岸良昌騎手を鞍上に迎えて、一般C4 C5（高崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。8着に敗れた。

2月15日、中2週で迎えた10戦目は、茂呂菊次郎騎手を鞍上に迎えて、一般C4 C5（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3月2日、中1週で迎えた11戦目は、金井正幸騎手を鞍上に迎えて、一般C5（高崎ダート1400m 晴/重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3月22日、中2週で迎えた12戦目は、一般C4 C5（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は茂呂菊次郎騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月11日、中6週で迎えた13戦目は、一般C5（高崎ダート1330m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で茂呂菊次郎騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月25日、中1週で迎えた14戦目は、一般C5 18（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は金井正幸騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったイースタンマリーから3馬身差の2着となった。

6月21日、中3週で迎えた15戦目は、一般C5 21（高崎ダート1330m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で金井正幸騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のオークシャイニングをクビ差制して先頭ゴールを果たした。

7月7日、中1週で迎えた16戦目は、一般C4 17（高崎ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で金井正幸騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月17日、中5週で迎えた17戦目は、一般C4イ C5イ（宇都宮ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で金井正幸騎手（4戦1勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。9着に敗れた。

8月24日、連闘で迎えた18戦目は、矢菅清志騎手を鞍上に迎えて、ダリア特別（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

10月4日、中5週で迎えた19戦目は、安東章騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず4着に敗れた。

10月19日、中1週で迎えた20戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安東章騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びあぐねて5着に敗れた。

11月2日、中1週で迎えた21戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

11月9日、連闘で迎えた22戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後はタレてしまい6着に敗れた。

11月24日、中1週で迎えた23戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山口勲騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に敗れた。

12月13日、中2週で迎えた24戦目は、三井邦夫騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではいい脚を見せられず10着に終わった。

12月27日、中1週で迎えた25戦目は、永尾正則騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に終わった。

5歳（2004年）

1月11日、中1週で迎えた26戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は山口勲騎手（3戦0勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚色が悪くなり9着に終わった。

1月27日、中1週で迎えた27戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は三井邦夫騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず9着に終わった。