サクラハナフブキ（2011年生、母ラフレシアダンサー）

サクラハナフブキ（2011年3月16日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「桜花吹雪」。毛色は鹿毛。種牡馬のファルブラヴ（当時13歳）と交配したラフレシアダンサーが16歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は八木明広。戦績は、中央平地5戦0勝、地方16戦6勝2着1回。主な勝ち鞍は2014年の粉雪レース(一般C2七)。

経歴

デビュー前

浜田多実雄厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2014年）

6月7日、デビュー戦は国分優作騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（阪神芝1400m 曇/良）に出走。馬体重は452kg。18頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に終わった。

7月5日、中3週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（中京芝2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で国分優作騎手（1戦0勝）。18頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では伸びが鈍く18着に終わった。

8月16日、中5週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で国分優作騎手（2戦0勝）。18頭立ての18番人気で12番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず9着に終わった。

9月7日、中2週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で国分優作騎手（3戦0勝）。18頭立ての17番人気で12番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい10着に終わった。

9月20日、中1週で迎えた5戦目は、田中博康騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（阪神芝1800m 外回り曇/良）に出走。15頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は失速してしまい14着に終わった。

10月18日、中3週で馬体重を前走から20kg増やして迎えた6戦目は、斎藤雄一騎手を鞍上に迎えて、一般C2十三（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では途轍もない末脚を爆発させて突き抜け、最後は2着のキスオブザビーナスに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

11月1日、中1週で迎えた7戦目は、一般C2八（盛岡ダート1200m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で斎藤雄一騎手（1戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のチャンピオンガイに4馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

11月16日、中1週で迎えた8戦目は、一般C2十（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で斎藤雄一騎手（2戦2勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では息長く終いの脚を伸ばして、最後は2着のシャイニーパティオを半馬身振り切って断トツ人気に応えた。

11月30日、中1週で迎えた9戦目は、一般C2八（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で斎藤雄一騎手（3戦3勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではぐんぐんと終いの脚を伸ばして難なく抜け出し、最後は2着のランデックセブンに4馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

12月14日、中1週で迎えた10戦目は、一般C2九（水沢ダート1400m 小雪/不良）に出走。鞍上は5戦連続で斎藤雄一騎手（4戦4勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のテンテマリに1馬身半の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

12月29日、中1週で迎えた11戦目は、粉雪レース（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で斎藤雄一騎手（5戦5勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のビューティフルランに6馬身の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。

4歳（2015年）

4月6日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた12戦目は、一般C1二（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で斎藤雄一騎手（6戦6勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では全く伸びず6着に敗れた。

5月3日、中3週で迎えた13戦目は、ベロナ（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で斎藤雄一騎手（7戦6勝）。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい3着に敗れた。

7月6日、中8週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた14戦目は、ローズアレー賞（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で斎藤雄一騎手（8戦6勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず4着に沈んだ。

7月20日、中1週で迎えた15戦目は、華やぎのきもの筑紫野ゆかた賞（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で斎藤雄一騎手（9戦6勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では堅調な伸びを見せたが、モエレベローチェにクビ差交わされて2着に甘んじた。

8月3日、中1週で迎えた16戦目は、一関夏まつり賞（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で斎藤雄一騎手（10戦6勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚色が鈍り7着に敗れた。

8月30日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた17戦目は、田瀬湖賞（水沢ダート1600m 小雨/不良）に出走。鞍上は12戦連続で斎藤雄一騎手（11戦6勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

9月28日、中3週で馬体重を前走から11kg戻して迎えた18戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、宮古港開港400周年記念賞（盛岡芝1600m 曇/良）に出走。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり11着に敗れた。

10月12日、中1週で迎えた19戦目は、関本淳騎手を鞍上に迎えて、楽天銀行賞（盛岡ダート1600m 曇/稍重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、4着に終わった。

10月26日、中1週で迎えた20戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、森山総合公園賞（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に敗れた。

12月31日、中8週で迎えた21戦目は、一般C1七（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は斎藤雄一騎手（12戦6勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に沈んだ。