ケイエスカプリース（1990年生、母ヴイクトリアアール）

ケイエスカプリース（1990年3月29日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のインデエアンキング（当時12歳）と交配したヴイクトリアアールが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は合名会社社台牧場。戦績は、中央平地63戦4勝2着10回。1993年の春蘭ステークス(オープン)で4着に入った他、1993年のアネモネステークス(オープン牝)で4着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

高橋成忠厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1992年）

9月5日、デビュー戦は的場均騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（函館芝1000m 小雨/不良）に出走。馬体重は466kg。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では決め手が足りず9着に終わった。

9月19日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（函館芝1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で的場均騎手（1戦0勝）。7頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快な末脚を爆発させて、最後は2着のワコーチカコをクビ差振り切って初勝利を挙げた。

10月17日、中3週で迎えた3戦目は、村本善之騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳500万下のりんどう賞（京都芝1400m 晴/良）に出走。14頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見所を作れず8着に終わった。

11月14日、中3週で迎えた4戦目は、牝馬限定3歳500万下の白菊賞（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村本善之騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はバタバタになってしまい14着に終わった。

12月6日、中2週で迎えた5戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳G1の阪神3歳牝馬ステークス（阪神芝1600m 晴/良）に出走。G1級競走への出走は初となった。16頭立ての16番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では上がり4位の末脚を繰り出したが上位には届かず11着に終わった。

12月19日、中1週で迎えた6戦目は、松永幹夫騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下の千両賞（阪神芝1600m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず6着に終わった。

3歳（1993年）

1月6日、中2週で迎えた7戦目は、土肥幸広騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳オープンのKBS京都紅梅賞（京都芝1200m 曇/良）に出走。14頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く6着に終わった。

1月17日、中1週で迎えた8戦目は、牝馬限定の4歳500万下（京都ダート1200m 曇/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は村本善之騎手（2戦0勝）。14頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びあぐねて10着に敗れた。

3月6日、中6週で迎えた9戦目は、内田浩一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳オープンのアネモネステークス（阪神芝1400m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で4番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天性の闘争心でゴールまで力闘し、4着に入り込んだ。

3月27日、中2週で迎えた10戦目は、4歳500万下のれんげ賞（阪神芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田浩一騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で追い上げたが、抜け出したシーデージーにハナ差届かず2着に惜敗した。

4月17日、中2週で迎えた11戦目は、3歳オープンの春蘭ステークス（阪神芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で内田浩一騎手（2戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を繰り出したが、4着に終わった。

5月9日、中2週で迎えた12戦目は、牝馬限定4歳500万下の矢車賞（京都芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で内田浩一騎手（3戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚が続かず、4着に終わった。

11月13日、約6か月半の休養明けで迎えた13戦目は、佐伯清久騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都芝1200m 雨/重）に出走。17頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、17番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを15番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず14着に敗れた。

11月27日、中1週で迎えた14戦目は、南井克巳騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の清洲特別（中京芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず12着に敗れた。

12月12日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上500万下の長篠特別（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は佐伯清久騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では見所を作れず14着に終わった。

4歳（1994年）

2月13日、中8週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた16戦目は、清水英次騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（小倉芝1000m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はタレてしまい7着に終わった。

2月27日、中1週で迎えた17戦目は、5歳以上500万下の沖の島特別（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で清水英次騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚勢が悪くなり9着に終わった。

3月12日、中1週で迎えた18戦目は、5歳以上500万下（小倉芝1000m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で清水英次騎手（2戦0勝）。14頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では伸びを欠き13着に終わった。

3月20日、連闘で迎えた19戦目は、5歳以上500万下（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で清水英次騎手（3戦0勝）。14頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったゴトクウインドに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

4月10日、中2週で迎えた20戦目は、5歳以上500万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は佐伯清久騎手（2戦0勝）。16頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚色が衰えて12着に終わった。

5月1日、中2週で迎えた21戦目は、5歳以上500万下の長岡特別（新潟芝1200m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐伯清久騎手（3戦0勝）。13頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

5月15日、中1週で迎えた22戦目は、5歳以上500万下の新発田特別（新潟芝1200m 外回り曇/良）に出走。鞍上は南井克巳騎手（1戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

5月21日、連闘で迎えた23戦目は、5歳以上500万下（阪神芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で南井克巳騎手（2戦0勝）。13頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では堅実に脚を伸ばしたが、伸びてきたタニノビッグネーム決め手に屈してハナ差の2着に惜敗した。

6月12日、中2週で迎えた24戦目は、河内洋騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の石狩特別（札幌芝1200m 晴/良）に出走。15頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではしぶとく伸び続けたが、勝ったアルページにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着となった。

6月26日、中1週で迎えた25戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下の小樽特別（札幌芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は的場均騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、3着に終わった。

7月3日、連闘で迎えた26戦目は、4歳以上500万下のまりも特別（札幌芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場均騎手（3戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

7月23日、中2週で迎えた27戦目は、4歳以上500万下（札幌芝1500m 晴/良）に出走。鞍上は南井克巳騎手（3戦0勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が振るわず5着に敗れた。

8月13日、中2週で迎えた28戦目は、4歳以上500万下の噴火湾特別（札幌芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で南井克巳騎手（4戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で追い上げたが、抜け出したホールオブフェームに3/4馬身届かず2着に敗北した。

9月10日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた29戦目は、4歳以上500万下の馬籠特別（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は河内洋騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では見せ場を作れず5着に敗れた。

9月25日、中1週で迎えた30戦目は、4歳以上500万下の有松特別（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は村本善之騎手（3戦0勝）。14頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では余力が残っておらず11着に終わった。

10月23日、中3週で迎えた31戦目は、松永昌博騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（阪神芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚勢がやや衰え、5着に終わった。

11月13日、中2週で迎えた32戦目は、4歳以上500万下（京都芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は南井克巳騎手（5戦0勝）。18頭立ての4番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではスパッとキレる脚で追い上げたが、抜け出したスウィートオーにクビ差届かず2着に惜敗した。

11月27日、中1週で迎えた33戦目は、4歳以上500万下（京都芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は河内洋騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、目の覚めるような末脚を炸裂させて、最後は2着のハギノエンデバーに1馬身1/4の差をつけて単勝一倍台の評価に応えた。

12月18日、中2週で迎えた34戦目は、4歳以上500万下（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は土肥幸広騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

12月25日、連闘で迎えた35戦目は、4歳以上500万下（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で土肥幸広騎手（2戦0勝）。16頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず12着に敗れた。

5歳（1995年）

2月5日、中5週で迎えた36戦目は、西園正都騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下の香春岳特別（小倉芝1200m 曇/稍重）に出走。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見所を作れず7着に敗れた。

2月11日、連闘で迎えた37戦目は、5歳以上500万下（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西園正都騎手（1戦0勝）。15頭立ての4番人気で大外15番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち味のスタミナで最後まで奮闘したが、伸びてきたメローホリデー決め手に屈してクビ差の2着に惜敗した。

2月19日、連闘で迎えた38戦目は、5歳以上500万下（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で西園正都騎手（2戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバタバタになってしまい8着に敗れた。

3月5日、中1週で迎えた39戦目は、5歳以上500万下の庄内川特別（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は村本善之騎手（4戦0勝）。16頭立ての5番人気で15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張り、4着に入った。

3月11日、連闘で迎えた40戦目は、5歳以上500万下（中京芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は土肥幸広騎手（3戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では迫力十分の伸び脚で追い上げたが、抜け出したワンダーフリーダムにアタマ差届かず2着に甘んじた。

3月19日、連闘で迎えた41戦目は、5歳以上500万下の御嶽特別（中京芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は松永昌博騎手（1戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと押しが利かず、5着に終わった。

4月1日、中1週で迎えた42戦目は、5歳以上500万下（京都ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は南井克巳騎手（6戦0勝）。16頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に敗れた。

4月22日、中2週で迎えた43戦目は、5歳以上500万下（福島芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は西園正都騎手（3戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったタケショウティアラに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

4月29日、連闘で迎えた44戦目は、川合達彦騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の5歳以上500万下（福島芝1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。14頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。先頭に立ち、タフなペースでレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。

5月20日、中2週で迎えた45戦目は、5歳以上500万下（中京芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は村本善之騎手（5戦0勝）。13頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では速い脚を持続できず、4着に終わった。

6月11日、中2週で迎えた46戦目は、4歳以上500万下の石狩特別（札幌芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は南井克巳騎手（7戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では逸出した伸びを見せたが、勝ったシロヤマトゥルースにねじ伏せられてクビ差の2着に甘んじた。

6月18日、連闘で迎えた47戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下の小樽特別（札幌芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で南井克巳騎手（8戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら2番手で通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、3着に終わった。

7月15日、中3週で迎えた48戦目は、4歳以上500万下（札幌芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で南井克巳騎手（9戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るビューティークロスを上がり1位タイの末脚で3/4馬身差し切って3勝目を獲得した。

7月23日、連闘で迎えた49戦目は、本田優騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下のおおぞらステークス（札幌芝1200m 曇/良）に出走。14頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では伸びを欠き11着に敗れた。

9月24日、中8週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた50戦目は、牝馬限定の4歳以上900万下の乙訓特別（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は村本善之騎手（6戦0勝）。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では全く伸びず5着に終わった。

10月8日、中1週で迎えた51戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の保津峡特別（京都芝1600m 外回り小雨/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は佐伯清久騎手（4戦0勝）。12頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に終わった。

10月14日、連闘で迎えた52戦目は、4歳以上900万下（京都芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は土肥幸広騎手（4戦0勝）。16頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張り、5着に入り込んだ。

11月5日、中2週で迎えた53戦目は、4歳以上900万下の東山特別（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で土肥幸広騎手（5戦0勝）。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚が止まってしまい7着に終わった。

11月19日、中1週で迎えた54戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の花背特別（京都芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で土肥幸広騎手（6戦0勝）。17頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。最後はバタバタになってしまい14着に敗れた。

11月25日、連闘で迎えた55戦目は、牝馬限定の4歳以上900万下の衣笠特別（京都芝1800m 外回り曇/良）に出走。鞍上は村本善之騎手（7戦0勝）。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

12月10日、中1週で迎えた56戦目は、4歳以上900万下の高砂特別（阪神芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村本善之騎手（8戦0勝）。12頭立ての4番人気で13番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず8着に敗れた。

12月17日、連闘で迎えた57戦目は、4歳以上900万下（阪神芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で村本善之騎手（9戦0勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず4着に終わった。

6歳（1996年）

1月6日、中2週で迎えた58戦目は、5歳以上900万下の初夢賞（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で村本善之騎手（10戦0勝）。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではいい脚を見せられず10着に敗れた。

1月15日、連闘で迎えた59戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の室町特別（京都芝1200m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は佐伯清久騎手（5戦0勝）。15頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

2月4日、中2週で迎えた60戦目は、5歳以上900万下の宇治川特別（京都芝1400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は村本善之騎手（11戦0勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには参加できず4着に敗れた。

2月25日、中2週で迎えた61戦目は、5歳以上900万下（阪神芝1200m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で村本善之騎手（12戦0勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では鮮やかな末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のダンディコンプソンに1馬身1/4の差をつけて勝利を手中に収めた。

3月9日、中1週で迎えた62戦目は、5歳以上900万下の鈴鹿特別（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は佐伯清久騎手（6戦0勝）。14頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではキレのいい末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

3月30日、中2週で迎えた63戦目は、5歳以上900万下の播磨特別（阪神芝1200m 雨/不良）に出走。鞍上は南井克巳騎手（10戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず9着に敗れた。