レッドプラネット（2007年生、母レッドプライム）

レッドプラネット（2007年4月5日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋惑星」。毛色は青鹿毛。種牡馬のティンバーカントリー（当時15歳）と交配したレッドプライムが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）庄野牧場。戦績は、中央平地24戦2勝2着2回、地方5戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2011年の3歳以上500万下。

経歴

デビュー前

秋山雅一厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2009年）

12月13日、デビュー戦は武士沢友治騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝2000m 晴/稍重）に出走。馬体重は464kg。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚がパッとせず5着に終わった。

3歳（2010年）

1月9日、中3週で迎えた2戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝2200m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚が振るわず8着に終わった。

2月13日、中4週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（東京ダート1600m 小雨/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で蛯名正義騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始7番手を追走。直線では脚を伸ばせず8着に敗れた。

3月20日、中4週で迎えた4戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝2200m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では速い脚を使えず13着に終わった。

4月11日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は武士沢友治騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。先手を取り、少し遅いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘し、5着を確保した。

5月1日、中2週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で武士沢友治騎手（2戦0勝）。15頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち味のファイティングスピリットで最後まで奮戦したが、勝ったフレイムヴェインにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着となった。

5月22日、中2週で迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で武士沢友治騎手（3戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。逃げを打ち、少々速いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の心肺能力で最後まで踏ん張ったが、ロレーヌに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

6月13日、中2週で迎えた8戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で武士沢友治騎手（4戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に敗れた。

7月11日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた9戦目は、3歳未勝利（福島ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は蛯名正義騎手（2戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚勢がやや鈍り、4着に終わった。

8月1日、中2週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で蛯名正義騎手（3戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、リードを2馬身以上確保して、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のトータルシーオーに3馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

10月16日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から14kg増やして迎えた11戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で蛯名正義騎手（4戦1勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は失速してしまい9着に敗れた。

11月20日、中4週で迎えた12戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で蛯名正義騎手（5戦1勝）。16頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。端を取り切り、後続を2馬身以上離して、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて11着に敗れた。

4歳（2011年）

2月12日、約3か月の間隔を開けて迎えた13戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（東京ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は吉田隼人騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は垂れてしまい12着に終わった。

2月20日、連闘で迎えた14戦目は、4歳以上500万下（東京ダート2100m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田隼人騎手（2戦0勝）。13頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はタレてしまい9着に終わった。

4月3日、中5週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた15戦目は、田中博康騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉ダート2400m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。ハナに立ち、緩いペースで集団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後は脚色が悪くなり14着に終わった。

5月1日、中3週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた16戦目は、4歳以上500万下（東京ダート2100m 曇/良）に出走。鞍上は武士沢友治騎手（5戦0勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。主導権を握り、リードを2馬身以上キープして、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず4着に敗れた。

5月21日、中2週で迎えた17戦目は、4歳以上500万下（東京ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で武士沢友治騎手（6戦0勝）。13頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、リードを5馬身以上保って、緩いペースで一団を先導。先頭のまま5馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では天与の負けじ心を発揮して諦めることなく走り切り、3着を確保した。

6月11日、中2週で迎えた18戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（東京ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で武士沢友治騎手（7戦0勝）。13頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。前に出て、後続を2馬身以上離して、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて5着に沈んだ。

7月16日、中4週で迎えた19戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。15頭立ての8番人気で大外15番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天資の敢闘精神でゴールまで力戦し、3着に入った。

8月13日、中3週で迎えた20戦目は、3歳以上500万下（新潟ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で北村宏司騎手（1戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。端をきり、若干速いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快な末脚を爆発させて、最後は2着のブレイクチャンスをハナ差振り切って勝利を手中に収めた。

10月29日、約2か月半の間隔を開けて迎えた21戦目は、村田一誠騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上1000万下の見附特別（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。15頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいいところがなく8着に敗れた。

11月19日、中2週で迎えた22戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の相川特別（新潟ダート1800m 雨/重）に出走。15頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚が止まってしまい11着に終わった。

5歳（2012年）

5月20日、約6か月の休養明けで迎えた23戦目は、4歳以上1000万下の白馬岳特別（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は田中博康騎手（1戦0勝）。15頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚を伸ばせず14着に終わった。

7月8日、中6週で迎えた24戦目は、ハンデ戦で3歳以上1000万下の彦星賞（福島ダート1700m 晴/重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で田中博康騎手（2戦0勝）。15頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では切れる脚を使えず14着に終わった。

9月12日、中8週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた25戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、菊月特別（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち味の忍耐力で最後まで奮戦したが、伸びてきたミサトアンバード決め手に屈してハナ差の2着に惜敗した。

10月9日、中3週で迎えた26戦目は、マルチグレート特別（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では印象的な伸び脚で猛追したが、勝ったガイエスブルクに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

10月31日、中2週で迎えた27戦目は、一茶特別（船橋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で森泰斗騎手（2戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の力で持ち堪えて、最後は2着のエスケイドリームに1馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

11月22日、中2週で迎えた28戦目は、マルチサドル特別（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で森泰斗騎手（3戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、3着に終わった。

12月11日、中2週で迎えた29戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦のターコイズ特別（浦和ダート1600m 晴/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、落ち着いたペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に沈んだ。