オーロラマキシマム（1995年生、母カタクラヒメ）

オーロラマキシマム（1995年5月7日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のメジロアルダン（当時10歳）と交配したカタクラヒメが14歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は守矢牧場。戦績は、中央平地26戦3勝2着2回、中央障害7戦1勝。主な勝ち鞍は1999年の4歳以上500万下。

経歴

デビュー前

奥平真治厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1998年）

2月1日、デビュー戦は横山賀一騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（東京ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は460kg。14頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は垂れてしまい12着に敗れた。

2月14日、中1週で迎えた2戦目は、4歳新馬（東京ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山賀一騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚勢が鈍り12着に終わった。

3月8日、中2週で迎えた3戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で横山賀一騎手（2戦0勝）。16頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、3着に入った。

3月28日、中2週で迎えた4戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で横山賀一騎手（3戦0勝）。15頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚色がやや鈍り、4着に終わった。

4月18日、中2週で迎えた5戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（中山ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で横山賀一騎手（4戦0勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に敗れた。

5月2日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は6戦連続で横山賀一騎手（5戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では猛烈な末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のガイセンシチーに1馬身1/4の差をつけて初勝利を挙げた。

5月31日、中3週で迎えた7戦目は、牝馬限定3歳G1のオークス（優駿牝馬）（東京芝2400m 晴/良）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は7戦連続で横山賀一騎手（6戦1勝）。18頭立ての16番人気で2番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切り、6着に入り込んだ。

6月28日、中3週で迎えた8戦目は、牝馬限定4歳500万下のべにばな賞（福島芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で横山賀一騎手（7戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で猛追したが、勝ったデルマエッセンスに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

7月26日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた9戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（新潟芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では一完歩ずつ着実に終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のマイネブリリアンに1馬身の差をつけて2勝目を掴み取った。

9月19日、中7週で迎えた10戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上900万下の白井特別（中山芝2000m 晴/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

10月11日、中2週で迎えた11戦目は、4歳以上900万下（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は横山賀一騎手（8戦1勝）。6頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、ウメノターボに交わされて1馬身半差の2着に敗れた。

10月24日、中1週で迎えた12戦目は、牝馬限定の4歳以上900万下の本栖湖特別（東京芝1800m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で横山賀一騎手（9戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が悪くなり10着に敗れた。

11月21日、中3週で迎えた13戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の晩秋特別（東京芝2400m 晴/良）に出走。13頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず最後はホッカイローツェと並んで6着同着となった。

12月13日、中2週で迎えた14戦目は、4歳以上900万下（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は横山賀一騎手（10戦1勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には食い込めず5着に敗れた。

4歳（1999年）

1月6日、中2週で迎えた15戦目は、5歳以上900万下の東雲賞（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山賀一騎手（11戦1勝）。16頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に敗れた。

1月24日、中2週で迎えた16戦目は、5歳以上900万下の若潮賞（中山芝1600m 外回り雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で横山賀一騎手（12戦1勝）。14頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、5着に入り込んだ。

5月29日、約4か月の休み明けで迎えた17戦目は、5歳以上900万下の富嶽賞（東京芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で横山賀一騎手（13戦1勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。

6月19日、中2週で迎えた18戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下の遊楽部特別（函館芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で横山賀一騎手（14戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではあとひと伸びが足りず、3着に終わった。

7月18日、中3週で迎えた19戦目は、4歳以上500万下の瓢湖特別（新潟芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は吉田豊騎手（1戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

8月7日、中2週で迎えた20戦目は、4歳以上500万下の尖閣湾特別（新潟芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田豊騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

8月29日、中2週で迎えた21戦目は、4歳以上500万下（新潟芝1600m 外回り曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で吉田豊騎手（3戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では目の覚めるような末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のリトルダンサーを半馬身振り切って制した。

9月26日、中3週で迎えた22戦目は、4歳以上900万下の上総特別（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田豊騎手（4戦2勝）。14頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に敗れた。

10月16日、中2週で迎えた23戦目は、牝馬限定の4歳以上900万下の山中湖特別（東京芝1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で吉田豊騎手（5戦2勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見せ場を作れず8着に敗れた。

11月6日、中2週で迎えた24戦目は、4歳以上900万下の立冬特別（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は横山賀一騎手（15戦1勝）。11頭立ての9番人気で大外11番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。最後はガス欠状態になり9着に終わった。

11月28日、中2週で迎えた25戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の’99インターナショナルジョッキーズ（1）（東京芝2000m 晴/良）に出走。14頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では鋭い脚を使えず11着に終わった。

5歳（2000年）

4月30日、約5か月の休養明けで迎えた26戦目は、浜野谷憲尚騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（東京障害芝→ダート2950m 晴）に出走。14頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。11着に敗れた。

6歳（2001年）

1月21日、約9か月の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた27戦目は、4歳以上900万下の若潮賞（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で浜野谷憲尚騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で大外14番ゲートからスタート。敢然と端をきり、息の入らないペースで一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はバタバタになってしまい13着に終わった。

2月10日、中2週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた28戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート2950m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で浜野谷憲尚騎手（2戦0勝）。13頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

2月24日、中1週で迎えた29戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 小雨）に出走。鞍上は4戦連続で浜野谷憲尚騎手（3戦0勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。3着を確保した。

3月18日、中2週で迎えた30戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 曇）に出走。鞍上は5戦連続で浜野谷憲尚騎手（4戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。8着に敗れた。

4月8日、中2週で迎えた31戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 晴）に出走。鞍上は6戦連続で浜野谷憲尚騎手（5戦0勝）。14頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。最後は、2着のヒルノニフティーに7馬身の差をつけて久々に勝利を挙げた。

5月13日、中4週で迎えた32戦目は、障害4歳以上オープン（東京障害芝→ダート3300m 晴）に出走。鞍上は7戦連続で浜野谷憲尚騎手（6戦1勝）。14頭立ての9番人気で大外14番ゲートからスタート。13着に終わった。

6月23日、中5週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた33戦目は、福島ジャンプステークス（福島障害芝3350m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で浜野谷憲尚騎手（7戦1勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。