オンワードテースト（1994年生、母オンワードシェレル）

オンワードテースト（1994年5月7日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は芦毛。種牡馬のゴールデンフェザント（当時8歳）と交配したオンワードシェレルが14歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（株）オンワード牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方13戦10勝2着3回。主な勝ち鞍は1999年の鳥居峠特別(一般C1 C2)。

経歴

デビュー前

尾形充弘厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1997年）

7月20日、デビュー戦は沢昭典騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は492kg。18頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始17番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず14着に終わった。

7月26日、連闘で迎えた2戦目は、4歳未勝利（新潟芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で沢昭典騎手（1戦0勝）。18頭立ての7番人気で15番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず7着に敗れた。

8月16日、中2週で迎えた3戦目は、亀山泰延騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。14頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚が振るわず12着に終わった。

10月5日、中6週で迎えた4戦目は、田村真来騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1700m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。13頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に終わった。

10月26日、中2週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（福島芝1800m 小雨/良）に出走。鞍上は沢昭典騎手（2戦0勝）。14頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では余力が残っておらず13着に終わった。

4歳（1998年）

3月8日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から37kg増やして迎えた6戦目は、茂呂菊次郎騎手を鞍上に迎えて、一般C6（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のヘイアンシーザーに1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

3月27日、中2週で迎えた7戦目は、一般C6（高崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で茂呂菊次郎騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のヘイアンシーザーに3馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

4月26日、中3週で迎えた8戦目は、一般C6（高崎ダート1330m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で茂呂菊次郎騎手（2戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のゴローに1馬身半の差をつけて3勝目を獲得した。

5月4日、連闘で迎えた9戦目は、一般C5（高崎ダート1330m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で茂呂菊次郎騎手（3戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のノーザンボローに2馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

5月26日、中2週で迎えた10戦目は、一般C4 C5（高崎ダート1330m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で茂呂菊次郎騎手（4戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のポルファボールに4馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

12月8日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた11戦目は、一般C5（高崎ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で茂呂菊次郎騎手（5戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったデルマクリスタルからクビ差の2着に甘んじた。

5歳（1999年）

1月11日、中4週で迎えた12戦目は、赤見千尋騎手を鞍上に迎えて、一般C5（高崎ダート1330m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のダイワパサーに3/4馬身の差をつけて6勝目をマークした。

2月6日、中3週で迎えた13戦目は、一般C4（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は茂呂菊次郎騎手（6戦5勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のイズミドラムトップに3馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

3月12日、中4週で迎えた14戦目は、一般C2 C3（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で茂呂菊次郎騎手（7戦6勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のパンチダンサーに2馬身の差をつけて8勝目を手に入れた。

4月13日、中4週で迎えた15戦目は、一般C（高崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で茂呂菊次郎騎手（8戦7勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のワンダーブルースに1馬身半の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

5月17日、中4週で迎えた16戦目は、鳥居峠特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で茂呂菊次郎騎手（9戦8勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。最後は、2着のマックスプラチナムに3馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

6月20日、中4週で迎えた17戦目は、金精峠特別（高崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で茂呂菊次郎騎手（10戦9勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったジェイドダンスから3馬身差の2着に敗北した。

7月19日、中3週で迎えた18戦目は、金精峠特別（高崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で茂呂菊次郎騎手（11戦9勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったギャロップカルメンから8馬身差の2着に敗北した。