マックスプラチナム（1994年生、母マックスロビン）

マックスプラチナム（1994年4月17日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は芦毛。種牡馬のシャルード（当時11歳）と交配したマックスロビンが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は佐々木直孝。戦績は、中央平地13戦0勝、中央障害3戦0勝、地方34戦11勝2着3回。2000年の皐月特別で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

嶋田功厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1997年）

4月19日、デビュー戦は木幡初広騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（新潟芝2000m 外回り晴/重）に出走。馬体重は500kg。14頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走し、5着に入り込んだ。

5月4日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（東京芝1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で木幡初広騎手（1戦0勝）。13頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に敗れた。

5月24日、中2週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（東京芝2000m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で木幡初広騎手（2戦0勝）。18頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後は脚勢が衰えて17着に終わった。

6月29日、中4週で迎えた4戦目は、橋本広喜騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝2000m 晴/不良）に出走。16頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい12着に終わった。

8月3日、中4週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1700m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で橋本広喜騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず10着に敗れた。

8月17日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（新潟芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で橋本広喜騎手（2戦0勝）。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり11着に終わった。

9月27日、中5週で迎えた7戦目は、嶋田高宏騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山芝2000m 曇/重）に出走。17頭立ての16番人気で1番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場なく10着に終わった。

10月12日、中1週で迎えた8戦目は、柴田大知騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1800m 雨/良）に54kgの軽斤量で出走。14頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では決め手に欠いて8着に終わった。

10月25日、中1週で迎えた9戦目は、田村正光騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝2000m 曇/良）に出走。16頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では切れ味抜群の末脚を披露し、3着を確保した。

11月8日、中1週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田村正光騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で大外16番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘し、3着に入った。

11月22日、中1週で迎えた11戦目は、鹿戸雄一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1700m 雨/不良）に出走。16頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には割り込めず6着に敗れた。

12月6日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上500万下（中京ダート2300m 晴/良）に出走。鞍上は田村正光騎手（2戦0勝）。16頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり4位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず7着に終わった。

4歳（1998年）

6月21日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた13戦目は、田口大二郎騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（福島障害芝2750m 曇/良）に出走。6頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月26日、中4週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた14戦目は、谷中公一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（新潟芝1000m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり4位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず10着に終わった。

8月9日、中1週で迎えた15戦目は、障害4歳以上未勝利（新潟障害芝2800m 外→内晴/良）に出走。鞍上は田口大二郎騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。4着に入り込んだ。

11月8日、約3か月の休み明けで迎えた16戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート2780m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で田口大二郎騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

5歳（1999年）

3月12日、約4か月の休み明けで迎えた17戦目は、金井正幸騎手を鞍上に迎えて、一般C2 C3（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のハヤノショーウンに1馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

3月29日、中1週で迎えた18戦目は、一般C2（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で金井正幸騎手（1戦1勝）。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月13日、中1週で迎えた19戦目は、一般C（高崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で金井正幸騎手（2戦1勝）。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月4日、中2週で迎えた20戦目は、カーネーション特別（高崎ダート1500m 雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で金井正幸騎手（3戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。最後は、2着のギャロップカルメンに1馬身半の差をつけて2勝目を手中に収めた。

5月17日、中1週で迎えた21戦目は、鳥居峠特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で金井正幸騎手（4戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、勝ったオンワードテーストから3馬身差の2着に敗北した。

6月19日、中4週で迎えた22戦目は、福原好隆騎手を鞍上に迎えて、鳥居峠特別（高崎ダート1500m 曇/不良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。9着に敗れた。

7月18日、中3週で迎えた23戦目は、鳥居峠特別（高崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は金井正幸騎手（5戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のユニコーンスターに半馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

8月8日、中2週で迎えた24戦目は、金精峠特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で金井正幸騎手（6戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。最後は、勝ったムサシポパイから1馬身半差の2着に敗北した。

8月29日、中2週で迎えた25戦目は、金精峠特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で金井正幸騎手（7戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のジェネラルウイングに3/4馬身の差をつけて4勝目をつかんだ。

6歳（2000年）

2月19日、約6か月の休み明けで迎えた26戦目は、一般B2 B3（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で金井正幸騎手（8戦4勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のマウントタテガミをアタマ差制して久しぶりの一戦を制した。

3月5日、中1週で迎えた27戦目は、金精峠特別（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で金井正幸騎手（9戦5勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月19日、中1週で迎えた28戦目は、鳥居峠特別（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で金井正幸騎手（10戦5勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のパールヴィジョンをハナ差制して6勝目をゲットした。

4月9日、中2週で迎えた29戦目は、鳥居峠特別（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で金井正幸騎手（11戦6勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のリアルストームに半馬身の差をつけて7勝目を手中に収めた。

4月22日、中1週で迎えた30戦目は、金精峠特別（高崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で金井正幸騎手（12戦7勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月18日、中3週で迎えた31戦目は、皐月特別（高崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は9戦連続で金井正幸騎手（13戦7勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったスーパータイミングから1馬身差の2着となった。

6月15日、中3週で迎えた32戦目は、水無月特別（高崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で金井正幸騎手（14戦7勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月1日、中1週で迎えた33戦目は、碓氷峠特別（高崎ダート1500m 雨/良）に出走。鞍上は11戦連続で金井正幸騎手（15戦7勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のニッポーフレミヤに半馬身の差をつけて8勝目をゲットした。

7月23日、中2週で迎えた34戦目は、赤城山特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で金井正幸騎手（16戦8勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のスーパータイミングをクビ差制して優勝

7歳（2001年）

8月5日、約12か月半の休養明けで迎えた35戦目は、ひまわり特別（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で金井正幸騎手（17戦9勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月2日、中3週で迎えた36戦目は、ミルクカップ（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で金井正幸騎手（18戦9勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月30日、中3週で迎えた37戦目は、水野貴史騎手を鞍上に迎えて、浅間山特別（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のエアーホースワンに1馬身半の差をつけて10勝目を達成した。

10月27日、中3週で迎えた38戦目は、オパール特別（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は金井正幸騎手（19戦9勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

11月24日、中3週で迎えた39戦目は、徳江涼騎手を鞍上に迎えて、からまつ特別（高崎ダート2000m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

8歳（2002年）

7月20日、約8か月の休み明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた40戦目は、茂呂菊次郎騎手を鞍上に迎えて、一般B（高崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月17日、中3週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた41戦目は、ゴールデンサドル賞（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は金井正幸騎手（20戦9勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月7日、中2週で迎えた42戦目は、ヒガンバナ特別（高崎ダート1900m 雨/重）に出走。鞍上は茂呂菊次郎騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月24日、中1週で迎えた43戦目は、木村芳晃騎手を鞍上に迎えて、セプテンバー特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。5着に終わった。

10月14日、中2週で迎えた44戦目は、平沢則雄騎手を鞍上に迎えて、オクトーバー特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月27日、中1週で迎えた45戦目は、かえで特別（高崎ダート1900m 晴/稍重）に出走。鞍上は木村芳晃騎手（1戦0勝）。7頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月12日、中1週で迎えた46戦目は、トパーズ特別（宇都宮ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は茂呂菊次郎騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月30日、中2週で迎えた47戦目は、白菊特別（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で茂呂菊次郎騎手（3戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のジャパシュキングに1馬身半の差をつけて優勝

9歳（2003年）

3月3日、約3か月の休養明けで迎えた48戦目は、アサノグリン特別（足利ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で茂呂菊次郎騎手（4戦1勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3月10日、連闘で迎えた49戦目は、マーチ特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は木村芳晃騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。10着に終わった。

3月21日、中1週で迎えた50戦目は、久保田政弘騎手を鞍上に迎えて、春分特別（高崎ダート1900m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。競走中止となった。