ランギクヒメ（1988年生、母スカイレデー）

ランギクヒメ（1988年5月12日）は、日本の競走馬。牝馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のスイセイガバナー（当時14歳）と交配したスカイレデーが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は佐藤牧場。戦績は、中央平地9戦2勝2着1回、地方43戦2勝2着4回。主な勝ち鞍は1991年のアラ系4歳以上400万下。

経歴

デビュー前

藤本晋厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1990年）

6月17日、デビュー戦は中島敏文騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳未勝利（福島ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は416kg。7頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには絡めず3着に終わった。

7月1日、中1週で迎えた2戦目は、アラ系3歳未勝利（福島芝1000m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で中島敏文騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり5着に終わった。

7月21日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、篠原茂騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳未勝利（新潟ダート1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったシュンクルーズに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

8月19日、中3週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた4戦目は、アラ系3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は中島敏文騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天性の敢闘精神でゴールまで力闘したが、4着に終わった。

9月2日、中1週で迎えた5戦目は、アラ系3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は篠原茂騎手（1戦0勝）。6頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では今一つ伸び切れず3着に敗れた。

10月14日、中5週で迎えた6戦目は、アラ系3歳未勝利（福島芝1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で篠原茂騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず4着に敗れた。

11月17日、中4週で迎えた7戦目は、アラ系3歳未勝利（福島ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で篠原茂騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり5着に敗れた。

3歳（1991年）

1月7日、中6週で迎えた8戦目は、アラ系4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で篠原茂騎手（4戦0勝）。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るミナモトオーカンを上がり1位タイの末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

1月13日、連闘で迎えた9戦目は、アラ系4歳以上400万下（中山ダート1800m 晴/良）に牝馬ながら53kgの斤量を背負って出走。鞍上は5戦連続で篠原茂騎手（5戦1勝）。13頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るプールモワを次元の違う末脚で半馬身差し切って1着ゴールを果たした。

5月27日、約4か月半の休養明けで迎えた10戦目は、菅原勲騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳（水沢ダート1420m 晴/重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。8着に敗れた。

6月9日、中1週で迎えた11戦目は、草地保隆騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。9着に敗れた。

7月7日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた12戦目は、佐藤浩一騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の姫神賞（盛岡ダート1750m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月21日、中1週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた13戦目は、三野宮通騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳（盛岡ダート1750m 晴/重）に出走。6頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

8月5日、中1週で迎えた14戦目は、アラ系4歳（盛岡ダート1420m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で三野宮通騎手（1戦0勝）。7頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

9月2日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた15戦目は、アラ系4歳（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は菅原勲騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

9月29日、中3週で迎えた16戦目は、畠山信一騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の楓賞（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月27日、中3週で迎えた17戦目は、アラ系4歳（盛岡ダート1750m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で畠山信一騎手（1戦0勝）。7頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月9日、中1週で迎えた18戦目は、アラ系4歳（盛岡ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で畠山信一騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったイワミビュからクビ差の2着に惜敗した。

12月8日、中3週で迎えた19戦目は、アラ系4歳（水沢ダート1600m 小雪/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で畠山信一騎手（3戦0勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

4歳（1992年）

1月4日、中3週で迎えた20戦目は、アラ系5歳（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で畠山信一騎手（4戦0勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。

1月15日、中1週で迎えた21戦目は、石川榮騎手を鞍上に迎えて、アラ系5歳（水沢ダート1600m 小雪/不良）に出走。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

4月4日、約2か月半の間隔を開けて迎えた22戦目は、アラ系一般（水沢ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は三野宮通騎手（2戦0勝）。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。7着に終わった。

4月20日、中1週で迎えた23戦目は、アラ系一般（水沢ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は畠山信一騎手（5戦0勝）。7頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。6着に終わった。

5月3日、中1週で迎えた24戦目は、アラ系一般（水沢ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で畠山信一騎手（6戦0勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月17日、中1週で迎えた25戦目は、アラ系一般（盛岡ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で畠山信一騎手（7戦0勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

6月15日、中3週で迎えた26戦目は、アラ系一般（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で畠山信一騎手（8戦0勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月13日、中3週で迎えた27戦目は、アラ系一般（水沢ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は三野宮通騎手（3戦0勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月8日、中3週で迎えた28戦目は、アラ系一般（盛岡ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は畠山信一騎手（9戦0勝）。7頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月24日、中1週で迎えた29戦目は、アラ系一般（盛岡ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は三野宮通騎手（4戦0勝）。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。3着を確保した。

9月19日、中3週で迎えた30戦目は、アラ系一般（水沢ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で三野宮通騎手（5戦0勝）。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。3着を確保した。

10月18日、中3週で迎えた31戦目は、コスモス賞（盛岡ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は草地保隆騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月16日、中3週で迎えた32戦目は、アラ系一般（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は三野宮通騎手（6戦0勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。3着を確保した。

11月30日、中1週で迎えた33戦目は、アラ系一般（水沢ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で三野宮通騎手（7戦0勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。8着に敗れた。

12月12日、中1週で迎えた34戦目は、アラ系一般（水沢ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は草地保隆騎手（2戦0勝）。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

5歳（1993年）

4月12日、約4か月の休み明けで迎えた35戦目は、アラ系一般（盛岡ダート1100m 晴/良）に出走。鞍上は三野宮通騎手（8戦0勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4月25日、中1週で迎えた36戦目は、アラ系一般（盛岡ダート1100m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で三野宮通騎手（9戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったユーファルコンから1馬身差の2着に敗北した。

5月9日、中1週で迎えた37戦目は、アラ系一般（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は草地保隆騎手（3戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のトップセンジュに3馬身の差をつけて久しぶりに美酒を浴びた。

5月24日、中1週で迎えた38戦目は、アラ系一般（水沢ダート1420m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で草地保隆騎手（4戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。8着に敗れた。

6月6日、中1週で迎えた39戦目は、アラ系一般（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で草地保隆騎手（5戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったシナノヒカリから3馬身差の2着に敗北した。

6月20日、中1週で迎えた40戦目は、アラ系一般（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は三野宮通騎手（10戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

7月5日、中1週で迎えた41戦目は、アラ系一般（盛岡ダート1100m 曇/良）に出走。鞍上は草地保隆騎手（6戦1勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月19日、中1週で迎えた42戦目は、アラ系一般（盛岡ダート1100m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で草地保隆騎手（7戦1勝）。7頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

8月1日、中1週で迎えた43戦目は、アラ系一般（盛岡ダート1100m 曇/稍重）に出走。鞍上は三野宮通騎手（11戦0勝）。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

8月16日、中1週で迎えた44戦目は、アラ系一般（水沢ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で三野宮通騎手（12戦0勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月23日、連闘で迎えた45戦目は、アラ系一般（水沢ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は石川榮騎手（1戦0勝）。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月6日、中1週で迎えた46戦目は、菅原雅文騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般（水沢ダート1300m 晴/稍重）に出走。7頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のミラクルミッキーをクビ差制して勝利を手に入れた。

9月19日、中1週で迎えた47戦目は、アラ系一般（水沢ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で菅原雅文騎手（1戦1勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月26日、連闘で迎えた48戦目は、アラ系一般（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原雅文騎手（2戦1勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月11日、中1週で迎えた49戦目は、アラ系一般（盛岡ダート1100m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で菅原雅文騎手（3戦1勝）。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月25日、中1週で迎えた50戦目は、アラ系一般（盛岡ダート1100m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で菅原雅文騎手（4戦1勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月22日、中3週で迎えた51戦目は、アラ系一般（水沢ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で菅原雅文騎手（5戦1勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったサンセイローヤルから半馬身差の2着となった。

12月4日、中1週で迎えた52戦目は、アラ系一般（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は草地保隆騎手（8戦1勝）。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。