シゲルハッコウダ（2006年生、母クインオブオペラ）

シゲルハッコウダ（2006年4月2日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「冠名＋青森県『八甲田山』より」。毛色は鹿毛。種牡馬のアサティス（当時21歳）と交配したクインオブオペラが10歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は青森県、生産者は（有）青南ムラカミファーム。戦績は、中央平地3戦0勝、地方3戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2009年の3歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、青南ムラカミファームから「八戸市場サラブレッド1歳」に上場され、森中蕃によって210万円で落札された。

沖芳夫厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2009年）

2月22日、デビュー戦は長谷川浩大騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（小倉芝1800m 小雨/良）に出走。馬体重は462kg。15頭立ての15番人気で16番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では切れる脚を使えず14着に終わった。

3月22日、中3週で迎えた2戦目は、渡辺薫彦騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1700m 小雨/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての14番人気で14番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず11着に終わった。

4月12日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺薫彦騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では末脚が振るわず12着に終わった。

6月4日、中7週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた4戦目は、尾林幸彦騎手を鞍上に迎えて、3歳（荒尾ダート950m 曇/不良）に出走。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったメイショウアスナロから5馬身差の2着となった。

6月17日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（荒尾ダート950m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で尾林幸彦騎手（1戦0勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のカシノヒバリをクビ差制して初白星を挙げた。

7月1日、中1週で迎えた6戦目は、一般C16（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で尾林幸彦騎手（2戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のファストカントリーに1馬身の差をつけて断然の支持に応えた。