ダンディザム（1994年生、母ウインフェアリー）

Dandy Zam

1994.02.24

ダンディザム（1994年2月24日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のボーザム（当時10歳）と交配したウインフェアリーが7歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は石川 栄一。戦績は、中央平地9戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は1997年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

久恒久夫厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1997年）

3月2日、デビュー戦は蓑田早人騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（中山ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は510kg。16頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では非凡な末脚を披露し、5着に入り込んだ。

3月8日、連闘で迎えた2戦目は、4歳新馬（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で蓑田早人騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では上がり4位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず7着に敗れた。

3月23日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で蓑田早人騎手（2戦0勝）。16頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには参加できず6着に終わった。

5月10日、中6週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（東京ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で蓑田早人騎手（3戦0勝）。14頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、勝ったタイキアーサーにねじ伏せられて1馬身半差の2着となった。

5月31日、中2週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（東京ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で蓑田早人騎手（4戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて15番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線に入ると、前で粘るリズミエールを上がり4位タイの末脚で交わし去り、最後は1馬身3/4の差をつけて初白星を挙げた。

6月15日、中1週で迎えた6戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（福島ダート1700m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。11頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚が振るわず8着に終わった。

7月5日、中2週で迎えた7戦目は、4歳500万下のローズマリー賞（福島芝1200m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で勝浦正樹騎手（1戦0勝）。15頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に終わった。

8月2日、中3週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は蓑田早人騎手（5戦1勝）。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に終わった。

8月17日、中1週で迎えた9戦目は、4歳以上500万下（札幌芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で蓑田早人騎手（6戦1勝）。14頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では余力が残っておらず11着に終わった。