タイキアーサー（1994年生、母Welsh Brook）

タイキアーサー（1994年5月20日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬。毛色は栗毛。種牡馬のTurkoman（当時12歳）と交配したWelsh Brookが9歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地14戦4勝2着3回、地方33戦2勝2着5回。2000年のオールスターカップ(地方重賞)に勝利した他、2001年の武蔵野オープン(ハンデ)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

大樹レーシングクラブにて総額3,800万円（38万×100口）で一口馬主が募集された。

宗像義忠厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1997年）

3月22日、デビュー戦は後藤浩輝騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（中山ダート1800m 雨/重）に出走。馬体重は488kg。16頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではキレのいい末脚を発揮し、4着に入った。

4月12日、中2週で迎えた2戦目は、岡部幸雄騎手を鞍上に迎えて、4歳未出走（中山芝2000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。18頭立ての4番人気に推されて2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、6着に終わった。

5月10日、中3週で迎えた3戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京ダート1400m 晴/重）に出走。14頭立ての5番人気で大外14番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のダンディザムに1馬身半の差をつけて未勝利戦を制した。

6月1日、中2週で迎えた4戦目は、4歳500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は岡部幸雄騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では切れ味光る末脚を繰り出したが、4着に終わった。

10月26日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた5戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部幸雄騎手（2戦0勝）。14頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず6着に終わった。

11月23日、中3週で迎えた6戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で岡部幸雄騎手（3戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に敗れた。

12月7日、中1週で迎えた7戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で岡部幸雄騎手（4戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩着実に末脚を伸ばして、最後は2着のニコラスベルに1馬身の差をつけて制した。

4歳（1998年）

1月5日、中3週で迎えた8戦目は、5歳以上900万下の成田特別（中山ダート2400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で岡部幸雄騎手（5戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では上々の伸びを見せたが、勝ったロックリズムに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

1月24日、中2週で迎えた9戦目は、5歳以上900万下の頌春賞（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で岡部幸雄騎手（6戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では堅調な伸びを見せたが、抜け出したクラフティマスターにハナ差届かず2着に惜敗した。

5歳（1999年）

3月6日、約13か月半の休養明けで迎えた10戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では矢のような伸びを見せたが、勝ったエイシンドーサンにねじ伏せられてクビ差の2着に惜敗した。

3月27日、中2週で迎えた11戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は岡部幸雄騎手（7戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のゲイリースワローに4馬身の差をつけて断然人気に応えた。

4月18日、中2週で迎えた12戦目は、5歳以上900万下の舞浜特別（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部幸雄騎手（8戦2勝）。15頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では次元の違う末脚を弾けさせて突き抜け、最後は2着のコウチブレーヴに4馬身の差をつけて4勝目を獲得した。

9月26日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた13戦目は、4歳以上1600万下のUHB賞（札幌ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は田中勝春騎手（1戦1勝）。13頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では切れる脚を使えず11着に敗れた。

10月30日、中4週で馬体重を前走から18kg絞って迎えた14戦目は、ハンデ戦で4歳以上1600万下の赤富士ステークス（東京ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中勝春騎手（2戦1勝）。16頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では末脚にキレが無く16着に終わった。

6歳（2000年）

7月27日、約9か月の休養明けで迎えた15戦目は、内田利雄騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の太平記記念（足利ダート1800m 晴/不良）に53kgの軽斤量で出走。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったサンエムキングから5馬身差の2着に敗北した。

8月8日、中1週で迎えた16戦目は、地方重賞のオールスターカップ（足利ダート1900m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で内田利雄騎手（1戦0勝）。6頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のトレビアンに1馬身半の差をつけて5勝目を掴み取った。

9月8日、中3週で迎えた17戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、サザンクロス賞（大井ダート1800m 曇/重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では猛烈な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のウエブスターに1馬身半の差をつけて勝利をモノにする

10月16日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた18戦目は、ハンデ戦の’00オータムカップ（大井ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦1勝）。15頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮したが、5着に終わった。

11月15日、中3週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた19戦目は、ハンデ戦の’00ロイヤルカップ（大井ダート1600m 内回り雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で内田博幸騎手（2戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、5着に終わった。

7歳（2001年）

1月15日、中8週で迎えた20戦目は、ブルージルコン賞（大井ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で内田博幸騎手（3戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に敗れた。

2月2日、中2週で迎えた21戦目は、鈴木啓之騎手を鞍上に迎えて、品川宿賞（大井ダート1800m 曇/重）に出走。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

3月8日、中4週で迎えた22戦目は、ハンデ戦の麗春特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は内田博幸騎手（4戦1勝）。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月28日、中2週で迎えた23戦目は、ハンデ戦の’01スプリングカップ（大井ダート2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は鈴木啓之騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で急追したが、抜け出したダンシングロードにクビ差届かず2着に惜敗した。

4月27日、中3週で迎えた24戦目は、ハンデ戦の卯月特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は内田博幸騎手（5戦1勝）。13頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月9日、中1週で迎えた25戦目は、ハンデ戦の’01グリーンカップ（大井ダート2000m 曇/不良）に出走。鞍上は鈴木啓之騎手（2戦0勝）。15頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に敗れた。

7月10日、中8週で迎えた26戦目は、ハンデ戦の’01プラネットカップ（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木啓之騎手（3戦0勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず5着に敗れた。

7月25日、中1週で迎えた27戦目は、ハンデ地方重賞のサンタアニタトロフィー（大井ダート1600m 内回り曇/重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で鈴木啓之騎手（4戦0勝）。14頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず9着に敗れた。

9月11日、中6週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた28戦目は、ハンデ戦の’01クリスタルナイトカップ（大井ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で鈴木啓之騎手（5戦0勝）。14頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず6着に敗れた。

10月8日、中3週で迎えた29戦目は、ハンデ戦の’01オータムカップ（大井ダート2000m 雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で鈴木啓之騎手（6戦0勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではビュッとキレる脚で追い上げたが、抜け出したリマンドマッハに半馬身届かず2着となった。

10月31日、中2週で迎えた30戦目は、ハンデ戦でオープンの武蔵野オープン（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で鈴木啓之騎手（7戦0勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではシャープな伸び脚で追い上げたが、勝ったマロンハマナスに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

11月14日、中1週で迎えた31戦目は、ハンデ戦の霜月特別（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で鈴木啓之騎手（8戦0勝）。13頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月10日、中3週で迎えた32戦目は、’01かちどき賞（大井ダート1790m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は8戦連続で鈴木啓之騎手（9戦0勝）。16頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では切れ味鋭い末脚を披露し、3着に入った。

12月30日、中2週で迎えた33戦目は、ハンデ戦でオープンの勝島オープン（大井ダート1590m 内回り晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は9戦連続で鈴木啓之騎手（10戦0勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい5着に敗れた。

8歳（2002年）

1月24日、中3週で迎えた34戦目は、ハンデ戦の’02ロイヤルカップ（大井ダート1590m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で鈴木啓之騎手（11戦0勝）。15頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではキレのいい末脚を披露し、3着に入った。

2月22日、中3週で迎えた35戦目は、ハンデ戦の’02メトロポリタンカップ（大井ダート1190m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で鈴木啓之騎手（12戦0勝）。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

3月21日、中3週で迎えた36戦目は、地方重賞のフロンティアスプリント盃（大井ダート1190m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で鈴木啓之騎手（13戦0勝）。14頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず6着に終わった。

4月23日、中4週で迎えた37戦目は、ハンデ戦の’02プラネットカップ（大井ダート1790m 曇/重）に出走。鞍上は13戦連続で鈴木啓之騎手（14戦0勝）。16頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に敗れた。

5月13日、中2週で迎えた38戦目は、ハンデ地方重賞の大井記念（大井ダート2600m 曇/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は14戦連続で鈴木啓之騎手（15戦0勝）。14頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では末脚がパッとせず12着に終わった。

5月28日、中1週で迎えた39戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の’02ブリリアントカップ（大井ダート1790m 晴/稍重）に出走。13頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、勝ったクールアイバーに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

7月5日、中4週で迎えた40戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の’02シーサイドカップ（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、最後はメイショウアームと並んで3着同着となった。

12月28日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から18kg減らして迎えた41戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦でオープンのゆりかもめオープン（大井ダート1590m 内回り晴/良）に54kgの軽斤量で出走。14頭立ての12番人気で大外14番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず9着に終わった。

9歳（2003年）

2月3日、中4週で迎えた42戦目は、ハンデ戦の’03ウインターカップ（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（1戦0勝）。13頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず5着に終わった。

2月19日、中1週で迎えた43戦目は、ハンデ戦でオープンのきさらぎオープン（大井ダート1790m 晴/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で左海誠二騎手（2戦0勝）。13頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず7着に終わった。

3月19日、中3週で迎えた44戦目は、納谷和玖騎手を鞍上に迎えて、地方重賞のフロンティアスプリント盃（大井ダート1190m 晴/不良）に出走。16頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に終わった。

4月24日、中4週で迎えた45戦目は、地方重賞のマイルグランプリ（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で納谷和玖騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。

5月28日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた46戦目は、地方重賞の大井記念（大井ダート2600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で納谷和玖騎手（2戦0勝）。15頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く12着に終わった。

6月24日、中3週で迎えた47戦目は、ハンデ戦でオープンの隅田川オープン（大井ダート1190m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で納谷和玖騎手（3戦0勝）。14頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今一つ伸び切れず8着に終わった。