’00オータムカップ

レース展開

マロンハマナスが一団を牽引、そのあとにケンチャムが取り付く

先手を取ったのはマロンハマナス。後続との差を1馬身ほど確保してレースを牽引。単独の2番手にケンチャムが続く。その後ろ、ダンシングロードが3番手の絶好位につける。続いて、サダボーイは好位をキープ。先団後ろのポジションにいるのはダイコクテイオー。その1馬身後ろ、チェイスチェイスとミヨノワカマツは中団前め。ミスシュアーは中団馬群の丁度真ん中を追走。ラストヒットは中団後方の位置。そのあと、ライジングアローが10番手。ワールドスペクターは後方5番手に控えて前方各馬をうかがいながらの競馬。ギャロップリックは後方4番手に控えて前の動きを静観。後方2番手の位置でひっそりと脚をタメるのはゴールデンカバリエとナカハマスキー。最後方にタイキアーサーがいる隊列で最初のコーナーを通過。

’00オータムC、チェイスチェイスが古馬の貫禄を示す様な堂々とした走りで勝利数を20に伸ばす

先頭はマロンハマナスでリードは1馬身。単独の2番手にケンチャムが続く。その後ろ、ダンシングロードが3番手。その直後、チェイスチェイスが4番手。1馬身離れて、サダボーイが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、依然として先頭で粘り続けるマロンハマナス。そのまま押し切る態勢だったが、好位にいた1番人気のチェイスチェイスが次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は後続に2馬身半の差をつけて勝利を挙げた。2着には、逃げ粘ったマロンハマナスが続き、2着と1馬身半差の3着には、中団後方の位置から閃光の如き末脚を繰り出した2番人気のゴールデンカバリエが入った。そこからクビ差遅れた4着には、2番手で直線を迎えたケンチャムが入線、さらに半馬身差の5着には、10番手にいたタイキアーサーが食い込んだ。