チェイスチェイス（1994年生、母マルゼンモンタ）
Chase Chase
1994.05.01
チェイスチェイス（1994年5月1日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のスリルシヨー（当時11歳）と交配したマルゼンモンタが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は澤田 嘉隆。戦績は、中央平地4戦0勝、地方43戦27勝2着2回。2001年の道営記念(地方重賞)に勝利した他、1999年の東北サラブレッド大賞典(地方重賞)を制するなどの活躍をした。
経歴
デビュー前
小林常泰厩舎（美浦）へ入厩。
3歳（1997年）
8月10日、デビュー戦は大西直宏騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（新潟ダート1000m 雨/良）に出走。馬体重は526kg。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では速い脚を使えず10着に敗れた。
9月27日、中6週で迎えた2戦目は、伊藤直人騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/重）に出走。13頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は力尽きて9着に終わった。
11月22日、中7週で馬体重を前走から20kg増やして迎えた3戦目は、向山牧騎手を鞍上に迎えて、4歳C3ハ（新潟(地)ダート1200m 雨/稍重）に54kgの軽斤量で出走。6頭立ての2番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のスルガバイアモンに7馬身の差をつけて初白星を挙げた。
12月31日、中5週で迎えた4戦目は、4歳C2（新潟(地)ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で向山牧騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のハネダワールドに5馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。
4歳（1998年）
4月3日、約3か月の休養明けで迎えた5戦目は、一般C3ニ（三条ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で向山牧騎手（2戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のエーブラシアンに7馬身の差をつけて3勝目を収める
5月5日、中4週で迎えた6戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、瀬波特別（新潟(地)ダート1000m 晴/稍重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。4着に終わった。
6月2日、中3週で迎えた7戦目は、一般C2イ（新潟(地)ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は向山牧騎手（3戦3勝）。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のエーピーペガサスに約16馬身の大差をつけて4勝目を挙げた。
6月27日、中3週で迎えた8戦目は、ハンデ戦の一般C1（新潟(地)ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で向山牧騎手（4戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のトキオショウリに8馬身の差をつけて勝利を手に入れた。
7月11日、中1週で迎えた9戦目は、ハンデ戦の一般C1（新潟(地)ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で向山牧騎手（5戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のエーブラシアンに9馬身の差をつけて6勝目を奪取した。
9月14日、中8週で迎えた10戦目は、ハンデ戦の両津特別（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は酒井忍騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のリワードヴァンガに1馬身半の差をつけて破竹の4連勝を決めた。
5歳（1999年）
4月6日、約7か月の休養明けで迎えた11戦目は、一般B3イ（新潟(地)ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は向山牧騎手（6戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のローランラッシュに約13馬身の大差をつけて怒涛の5連勝を決めた。
4月18日、中1週で迎えた12戦目は、春暖特別（新潟(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で向山牧騎手（7戦7勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のエレガンスステージに5馬身の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。
5月5日、中1週で迎えた13戦目は、薫風特別（新潟(地)ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で向山牧騎手（8戦8勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のエアフライトに7馬身の差をつけて圧巻の7連勝を決めた。
6月2日、中3週で迎えた14戦目は、地方重賞の東北サラブレッド大賞典（新潟(地)ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で向山牧騎手（9戦9勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のバンチャンプに1馬身の差をつけて貫禄の8連勝を決めた。
6月24日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた15戦目は、G1の帝王賞GI（大井ダート2000m 曇/稍重）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は5戦連続で向山牧騎手（10戦10勝）。15頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではいい脚を見せられず7着に敗れた。
11月27日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から20kg戻して迎えた16戦目は、一般B1イ（三条ダート1650m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で向山牧騎手（11戦10勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のパワーメモリーに5馬身の差をつけて久しぶりの一戦を制した。
6歳（2000年）
1月3日、中4週で迎えた17戦目は、地方重賞の迎春賞（三条ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で向山牧騎手（12戦11勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のスリーパークに3馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。
1月23日、中2週で馬体重を前走から20kg減らして迎えた18戦目は、G3の平安ステークス（京都ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で向山牧騎手（13戦12勝）。16頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場なく10着に敗れた。
3月24日、中8週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた19戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、弥生特別（大井ダート1700m 曇/重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るカイワンマグワイアを次元の違う末脚で交わし去り、最後は6馬身の差をつけて勝利数を14に伸ばす
4月10日、中1週で迎えた20戦目は、トゥインクルオープニング賞（大井ダート1700m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（1戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るレオギンザを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて勝利数を15に伸ばす
5月10日、中3週で迎えた21戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、てんびん座特別（大井ダート1600m 内回り 曇/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るグランラピードを豪脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて勝利数を16に伸ばす
5月22日、中1週で迎えた22戦目は、薫風賞（大井ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（2戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のアンビシャスフットに5馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。
6月21日、中3週で迎えた23戦目は、ハンデ戦の’00シーサイドカップ（大井ダート1600m 内回り 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（3戦3勝）。16頭立ての1番人気に推されて15番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のハイフレンドターボに5馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。
7月10日、中2週で迎えた24戦目は、ハンデ戦の’00プラネットカップ（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（4戦4勝）。15頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では圧倒的な末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のコアレスフィールドに1馬身の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。
7月24日、中1週で迎えた25戦目は、ハンデ地方重賞のサンタアニタトロフィー（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で石崎隆之騎手（5戦5勝）。16頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では瞬発力に富んだ末脚を披露したが、4着に終わった。
10月16日、約3か月の間隔を開けて迎えた26戦目は、ハンデ戦の’00オータムカップ（大井ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で石崎隆之騎手（6戦5勝）。15頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るマロンハマナスを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて勝利数を20に伸ばす
11月8日、中2週で迎えた27戦目は、G3の朱鷺大賞典（新潟(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で石崎隆之騎手（7戦6勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。5着に敗れた。
12月29日、中6週で迎えた28戦目は、早田秀治騎手を鞍上に迎えて、G1の東京大賞典（大井ダート2000m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で15番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では見せ場を作れず15着に終わった。
7歳（2001年）
1月17日、中2週で迎えた29戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の東京シティ盃（大井ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、4着に入った。
3月1日、中5週で迎えた30戦目は、森下博騎手を鞍上に迎えて、ハンデ地方重賞の金盃（大井ダート2000m 雨/重）に出走。16頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見所を作れず10着に敗れた。
4月17日、中6週で迎えた31戦目は、佐藤隆騎手を鞍上に迎えて、地方重賞のマイルグランプリ（大井ダート1600m 内回り 曇/良）に出走。14頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず6着に終わった。
5月5日、中2週で迎えた32戦目は、G3の群馬記念（高崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（8戦6勝）。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。7着に敗れた。
8月9日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた33戦目は、松本隆宏騎手を鞍上に迎えて、さるふつホタテ特別（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のヒットパークに4馬身の差をつけて勝利数を21に伸ばす
9月1日、中2週で迎えた34戦目は、G3のエルムステークス（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松本隆宏騎手（1戦1勝）。13頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず6着に終わった。
9月18日、中1週で迎えた35戦目は、芽室メークイン特別（旭川ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で松本隆宏騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のキタサンモガンボに1馬身半の差をつけて制した。
10月18日、中3週で迎えた36戦目は、門別沙流川特別（門別ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で松本隆宏騎手（3戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のセイリューオーに5馬身の差をつけて勝利数を23に伸ばす
11月22日、中4週で迎えた37戦目は、地方重賞の道営記念（門別ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で松本隆宏騎手（4戦3勝）。13頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のシンコウリーダーに2馬身の差をつけて勝利数を24に伸ばす
8歳（2002年）
5月5日、約5か月半の休み明けで迎えた38戦目は、宮崎光行騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の赤レンガ記念（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のシンコウリーダーに1馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。
6月11日、中4週で迎えた39戦目は、地方重賞のステイヤーズカップ（札幌(地)ダート2400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。
8月8日、中7週で迎えた40戦目は、日本ハム特別（旭川ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で宮崎光行騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったタキノスペシャルから1馬身差の2着に敗北した。
8月15日、連闘で迎えた41戦目は、G2のブリーダーズゴールドカップ（旭川ダート2300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で宮崎光行騎手（3戦1勝）。14頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。6着に敗れた。
10月3日、中6週で迎えた42戦目は、井上俊彦騎手を鞍上に迎えて、門別厚別川特別（門別ダート1800m 曇/稍重）に出走。13頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったツギタテヒカリからクビ差の2着に甘んじた。
11月21日、中6週で迎えた43戦目は、地方重賞の道営記念（門別ダート2000m 曇/重）に出走。鞍上は宮崎光行騎手（4戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。3着に終わった。
9歳（2003年）
4月29日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた44戦目は、川島洋人騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の赤レンガ記念（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。最後は、2着のモミジイレブンに2馬身の差をつけて久しぶりの実戦を制した。
5月28日、中3週で迎えた45戦目は、サクラローレル賞（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川島洋人騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。4着に終わった。
9月18日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた46戦目は、渋谷裕喜騎手を鞍上に迎えて、ゼンノエルシド賞（旭川ダート1600m 雨/稍重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のエプソムシアターに2馬身の差をつけて勝利数を27に伸ばす
10月30日、中5週で迎えた47戦目は、地方重賞の道営記念（門別ダート2000m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で渋谷裕喜騎手（1戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。