スルガバイアモン（1994年生、母ニオーダタミ）

スルガバイアモン（1994年4月11日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のバイアモン（当時12歳）と交配したニオーダタミが10歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は松本牧場（三石）。戦績は、中央平地9戦0勝、地方12戦3勝2着2回。主な勝ち鞍は1998年の一般C3(ハンデ)。

経歴

デビュー前

山田要一厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1997年）

3月23日、デビュー戦は大塚栄三郎騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（中山ダート1200m 曇/不良）に出走。馬体重は440kg。16頭立ての4番人気に推されて13番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず9着に敗れた。

4月5日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未出走（中山ダート1200m 小雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で大塚栄三郎騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では伸びあぐねて13着に敗れた。

4月19日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（東京芝1800m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で大塚栄三郎騎手（2戦0勝）。18頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始17番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい13着に終わった。

5月3日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（東京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で大塚栄三郎騎手（3戦0勝）。16頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず15着に終わった。

7月19日、約2か月半の間隔を開けて迎えた5戦目は、蛯名利弘騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に終わった。

8月9日、中2週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は大塚栄三郎騎手（4戦0勝）。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚が止まってしまい8着に終わった。

9月6日、中3週で迎えた7戦目は、村田一誠騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山ダート1000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。14頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では決め手に欠いて7着に終わった。

9月20日、中1週で迎えた8戦目は、江田勇亮騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山ダート1000m 晴/稍重）に52kgの軽斤量で出走。14頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では今一つ伸び切れず11着に終わった。

10月5日、中1週で迎えた9戦目は、藤原英幸騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1700m 曇/良）に出走。13頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では今一つ伸び切れず12着に終わった。

10月15日、中0週で迎えた10戦目は、3歳戦のオクトーバーフラワー賞（川崎ダート1500m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で藤原英幸騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。10着に終わった。

11月22日、中4週で迎えた11戦目は、森川一二三騎手を鞍上に迎えて、4歳C3ハ（新潟(地)ダート1200m 雨/稍重）に54kgの軽斤量で出走。6頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったチェイスチェイスから7馬身差の2着に敗れた。

12月7日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた12戦目は、4歳C2（新潟(地)ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で森川一二三騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

4歳（1998年）

1月4日、中3週で迎えた13戦目は、5歳C3イ（新潟(地)ダート1000m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で森川一二三騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のサンゴールドに1馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

4月4日、約3か月の休養明けで迎えた14戦目は、一般C4ロ（三条ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で森川一二三騎手（3戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のカタグルマに1馬身の差をつけて2勝目をマークした。

4月12日、連闘で迎えた15戦目は、渡辺正治騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の一般C3（三条ダート1700m 晴/稍重）に出走。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月29日、中1週で迎えた16戦目は、向山牧騎手を鞍上に迎えて、一般C3イ（新潟(地)ダート1700m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月31日、中4週で迎えた17戦目は、ハンデ戦の一般C3（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で向山牧騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のバンジョウダンサーに1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

7月6日、中4週で迎えた18戦目は、ハンデ戦の一般C2（新潟(地)ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で向山牧騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

7月21日、中1週で迎えた19戦目は、一般C2イ（三条ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で向山牧騎手（3戦1勝）。6頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったサーベルタイガーから約12馬身差の2着に敗れた。

8月18日、中3週で迎えた20戦目は、ハンデ戦の一般C1（三条ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で向山牧騎手（4戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。9着に敗れた。

9月15日、中3週で迎えた21戦目は、阿部正義騎手を鞍上に迎えて、騎乗馬抽選（新潟(地)ダート1700m 曇/良）に出走。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。6着に敗れた。