セフティシードル（1987年生、母キャンプローズ）

セフティシードル（1987年4月28日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のノーザリー（当時15歳）と交配したキャンプローズが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は西村和夫。戦績は、中央平地6戦1勝2着1回、地方14戦5勝2着2回。主な勝ち鞍は1990年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

工藤嘉見厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1989年）

12月2日、デビュー戦は田原成貴騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は522kg。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が悪くなり10着に終わった。

3歳（1990年）

10月21日、約11か月の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた2戦目は、小谷内秀夫騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚色が鈍り10着に終わった。

11月11日、中2週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた3戦目は、4歳未勝利（福島ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小谷内秀夫騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。ハナを切り、緩いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のプロフェッサーに3馬身半の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

11月25日、中1週で迎えた4戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小谷内秀夫騎手（2戦1勝）。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に敗れた。

12月2日、連闘で迎えた5戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で小谷内秀夫騎手（3戦1勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。逃げを打ち、かなり遅いペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず6着に終わった。

12月16日、中1週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた6戦目は、小池隆生騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都ダート1800m 曇/良）に出走。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではスパッと切れる脚で追い上げたが、抜け出したニホンピロボーイにハナ差届かず2着となった。

4歳（1991年）

6月30日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走からさらに14kg増やして迎えた7戦目は、明神繁正騎手を鞍上に迎えて、一般C4-5（高知ダート1300m 小雨/稍重）に出走。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。

8月3日、中4週で馬体重を前走から21kg絞って迎えた8戦目は、一般C4-5（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で明神繁正騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月29日、中7週で迎えた9戦目は、一般C4-5（高知ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で明神繁正騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月8日、連闘で迎えた10戦目は、田中守騎手を鞍上に迎えて、一般C4-4（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月6日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた11戦目は、一般C4-4（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は明神繁正騎手（3戦0勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月30日、中2週で迎えた12戦目は、一般C4-2（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で明神繁正騎手（4戦0勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のラストラップに3馬身の差をつけて優勝

12月17日、中1週で迎えた13戦目は、トナカイ特別（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で明神繁正騎手（5戦1勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったリキサンヘンリーからハナ差の2着となった。

5歳（1992年）

1月4日、中2週で迎えた14戦目は、一般C3-3（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は田中守騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のハクバチエリーをクビ差制して制した。

1月19日、中1週で迎えた15戦目は、北野真弘騎手を鞍上に迎えて、雪割草特別（高知ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のファストトップをクビ差制して4勝目を奪取した。

2月3日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた16戦目は、一般C2-2（高知ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は田中守騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のダテノムサシに2馬身半の差をつけて5勝目を手に入れた。

2月23日、中2週で馬体重を前走から9kg戻して迎えた17戦目は、田中譲二騎手を鞍上に迎えて、佐々木竹見招待チャレン（高知ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったモガミレゾンから1馬身半差の2着となった。

5月4日、中9週で馬体重を前走から24kg減らして迎えた18戦目は、長浜特別（高知ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は北野真弘騎手（1戦1勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5月24日、中2週で迎えた19戦目は、鷹野宏史騎手を鞍上に迎えて、あやめ特別（高知ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のタケデンスワローに1馬身半の差をつけて制した。

8月3日、中9週で迎えた20戦目は、一般B2（高知ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は明神繁正騎手（6戦1勝）。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。