タイムウイズゴー（2005年生、母スキーシルビア）

タイムウイズゴー（2005年4月26日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「進む時間」。毛色は鹿毛。種牡馬のフサイチコンコルド（当時12歳）と交配したスキーシルビアが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は坂本晴美。戦績は、中央平地4戦0勝、地方24戦5勝2着4回。主な勝ち鞍は2008年の一般C1八。

経歴

デビュー前

1歳のとき、坂本晴美から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

秋山雅一厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2007年）

11月17日、デビュー戦は的場勇人騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島ダート1700m 晴/良）に出走。馬体重は446kg。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は減速してしまい9着に敗れた。

12月1日、中1週で迎えた2戦目は、田中博康騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。15頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず10着に終わった。

3歳（2008年）

2月23日、約3か月の間隔を開けて迎えた3戦目は、3歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は的場勇人騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で12番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が鈍り15着に終わった。

5月3日、中9週で迎えた4戦目は、三浦皇成騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場を作れず11着に終わった。

6月23日、中6週で迎えた5戦目は、関本淳騎手を鞍上に迎えて、3歳C2四（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、オーガに交わされて6馬身差の2着に敗北した。

7月19日、中3週で迎えた6戦目は、3歳C2四（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で関本淳騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず4着に敗れた。

8月2日、中1週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた7戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、3歳C2四（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

8月17日、中1週で迎えた8戦目は、3歳C2三（水沢ダート1300m 小雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で高松亮騎手（1戦0勝）。7頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、アドマイヤアマゾンに交わされて2馬身半差の2着となった。

8月31日、中1週で迎えた9戦目は、3歳C2三（水沢ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で高松亮騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のグッドアズゴールドに2馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

9月23日、中2週で迎えた10戦目は、一般C2九（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で高松亮騎手（3戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のモエレカラーズに2馬身半の差をつけて断トツの支持に応えた。

10月4日、中1週で迎えた11戦目は、一般C2七（盛岡ダート1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で高松亮騎手（4戦2勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

10月11日、連闘で迎えた12戦目は、一般C2七（盛岡ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で高松亮騎手（5戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のマイネルオスカーをハナ差振り切って断然の支持に応えた。

10月26日、中1週で迎えた13戦目は、一般C2四（盛岡ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で高松亮騎手（6戦3勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚を失くしてしまい9着に敗れた。

11月9日、中1週で迎えた14戦目は、一般C2四（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で高松亮騎手（7戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したアニバーサリーを捕まえ切れず、2馬身差の2着に敗北した。

11月22日、中1週で迎えた15戦目は、一般C1十三（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で高松亮騎手（8戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のマイネルサイオンに4馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

12月8日、中1週で迎えた16戦目は、一般C1八（水沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は10戦連続で高松亮騎手（9戦4勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したフォージドニンバスを捕まえ切れず、4馬身差の2着となった。

12月21日、中1週で迎えた17戦目は、一般C1十一（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は11戦連続で高松亮騎手（10戦4勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。

12月31日、中0週で迎えた18戦目は、一般C1八（水沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は12戦連続で高松亮騎手（11戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のホッコーターゲットを3/4馬身振り切って5勝目を手に入れた。

4歳（2009年）

3月20日、約2か月半の間隔を開けて迎えた19戦目は、十府ヶ浦海岸レース（水沢ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で高松亮騎手（12戦5勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず9着に終わった。

4月19日、中3週で迎えた20戦目は、一般B2五（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は14戦連続で高松亮騎手（13戦5勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず8着に終わった。

5月4日、中1週で迎えた21戦目は、ヒナザクラレース（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は15戦連続で高松亮騎手（14戦5勝）。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では伸びを欠き6着に終わった。

5月18日、中1週で迎えた22戦目は、一般B2六（盛岡ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は16戦連続で高松亮騎手（15戦5勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず8着に終わった。

5月30日、中1週で迎えた23戦目は、玉山歴史民俗資料館レース（盛岡ダート1600m 小雨/良）に出走。鞍上は17戦連続で高松亮騎手（16戦5勝）。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

6月14日、中1週で迎えた24戦目は、みちゃおきいちゃお IBC賞（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は18戦連続で高松亮騎手（17戦5勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では全く伸びず4着に敗れた。

6月27日、中1週で迎えた25戦目は、菊地康朗騎手を鞍上に迎えて、久慈平岳レース（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に敗れた。

7月12日、中1週で迎えた26戦目は、Morioka Summer Summi（盛岡芝1700m 曇/良）に出走。鞍上は高松亮騎手（18戦5勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず10着に終わった。

7月25日、中1週で迎えた27戦目は、タミヤGP岩手大会記念（盛岡ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は菊地康朗騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はバテてしまい6着に終わった。

8月9日、中1週で迎えた28戦目は、十和田市夏祭り花火大会レース（盛岡ダート1600m 小雨/良）に出走。鞍上は高松亮騎手（19戦5勝）。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず9着に終わった。