アズマダイマジン（2007年生、母インカルネ）

アズマダイマジン（2007年1月10日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋大魔神」。毛色は栗毛。種牡馬のアフリート（当時23歳）と交配したインカルネが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は高橋啓。戦績は、中央平地6戦0勝、地方17戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2010年の3歳。

経歴

デビュー前

武市康男厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2010年）

1月10日、デビュー戦は津村明秀騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は454kg。16頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず12着に終わった。

1月30日、中2週で迎えた2戦目は、大庭和弥騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には割り込めず11着に終わった。

2月27日、中3週で迎えた3戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1400m 曇/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に終わった。

3月21日、中2週で迎えた4戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1700m 曇/稍重）に出走。16頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり10着に終わった。

5月30日、中9週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、3歳未勝利（東京ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は大庭和弥騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では強靭な末脚を発揮し、5着に入り込んだ。

6月12日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大庭和弥騎手（2戦0勝）。16頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では今一つ伸び切れず11着に終わった。

8月3日、中6週で迎えた7戦目は、3歳戦のツインメイト特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大庭和弥騎手（3戦0勝）。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に終わった。

9月9日、中4週で迎えた8戦目は、川島正太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず8着に終わった。

9月23日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（船橋ダート1500m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で川島正太郎騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で大外11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では決め手が足りず10着に終わった。

10月1日、連闘で迎えた10戦目は、野沢憲彦騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1400m 晴/不良）に出走。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では決め手に欠いて9着に敗れた。

10月15日、中1週で迎えた11戦目は、實川純一騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1300m 曇/稍重）に出走。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に終わった。

10月29日、中1週で迎えた12戦目は、3歳（川崎ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は野沢憲彦騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには参加できず8着に終わった。

11月5日、連闘で迎えた13戦目は、3歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で野沢憲彦騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり11着に終わった。

11月18日、中1週で迎えた14戦目は、3歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で野沢憲彦騎手（3戦0勝）。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず12着に終わった。

11月26日、連闘で迎えた15戦目は、3歳（浦和ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は實川純一騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり6着に終わった。

12月10日、中1週で迎えた16戦目は、3歳（船橋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で實川純一騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり6着に終わった。

12月17日、連闘で迎えた17戦目は、3歳（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で實川純一騎手（3戦0勝）。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のミヤビリーティーに1馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

4歳（2011年）

1月6日、中2週で迎えた18戦目は、田中力騎手を鞍上に迎えて、4歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったモエレモンスターに詰め切れず、6馬身差の2着となった。

1月18日、中1週で迎えた19戦目は、4歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中力騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず8着に終わった。

2月25日、中4週で迎えた20戦目は、4歳（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で田中力騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、ハイペースで集団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に敗れた。

5月6日、中9週で迎えた21戦目は、一般C3一（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は實川純一騎手（4戦1勝）。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり12着に終わった。

5月20日、中1週で迎えた22戦目は、一般C3一二（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で實川純一騎手（5戦1勝）。14頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず14着に終わった。

6月21日、中4週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた23戦目は、一般C3（船橋ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で實川純一騎手（6戦1勝）。13頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では速い脚を使えず13着に終わった。