リッカークイーン（2013年生、母リッカビクトリー）

リッカークイーン（2013年3月28日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋女王」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のリッカバクシンオ（当時11歳）と交配したリッカビクトリーが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）原口牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方15戦3勝2着2回。主な勝ち鞍は2017年の3歳以上C2 26。

経歴

デビュー前

藤沢則雄厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2016年）

5月14日、デビュー戦はM.デュプレシス騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（京都芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は430kg。16頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では末脚が冴えず14着に終わった。

7月2日、中6週で迎えた2戦目は、酒井学騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚が振るわず15着に終わった。

8月21日、中6週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で酒井学騎手（1戦0勝）。18頭立ての18番人気で5番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず13着に終わった。

10月8日、中6週で迎えた4戦目は、真島正徳騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 29（佐賀ダート900m 曇/重）に出走。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったアシャカクールに詰め切れず、6馬身差の2着となった。

11月6日、中3週で迎えた5戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 21（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では余力が残っておらず8着に敗れた。

11月20日、中1週で迎えた6戦目は、児島真二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 26（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天稟の闘争心でゴールまで力走し、3着を確保した。

11月26日、連闘で迎えた7戦目は、3歳以上C2 37（佐賀ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は山口勲騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚に勢いがなく4着に敗れた。

12月10日、中1週で迎えた8戦目は、3歳以上C2 25（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は児島真二騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に敗れた。

4歳（2017年）

1月2日、中2週で迎えた9戦目は、4歳以上C2 23（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で児島真二騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が悪くなり5着に敗れた。

5月20日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた10戦目は、4歳以上C2 19（佐賀ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は山口勲騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のクラウンサングリアを3/4馬身振り切って待望の初白星を挙げた。

6月4日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上C2 15（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、スマートロデムに交わされて4馬身差の2着に敗北した。

6月20日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上C2 14（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で山口勲騎手（4戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐんぐんと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のサンドピットに1馬身1/4の差をつけて断トツ人気に応えた。

7月9日、中2週で迎えた13戦目は、4歳以上C2-7（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で山口勲騎手（5戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びを欠き6着に敗れた。

7月22日、中1週で迎えた14戦目は、竹吉徹騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-7（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は力尽きて7着に敗れた。

8月16日、中3週で迎えた15戦目は、4歳以上C2-7（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は山口勲騎手（6戦2勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は脚勢が鈍り9着に敗れた。

9月23日、中4週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた16戦目は、3歳以上C2 19（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（7戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい12着に敗れた。

10月8日、中1週で迎えた17戦目は、3歳以上C2 28（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は真島正徳騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚が冴えず6着に敗れた。

10月21日、中1週で迎えた18戦目は、3歳以上C2 26（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は山口勲騎手（8戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のヒートアイズに4馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

5歳（2018年）

3月11日、約4か月半の休養明けで迎えた19戦目は、服部寿希騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京芝1400m 晴/稍重）に52kgの軽斤量で出走。18頭立ての16番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚色が衰えて18着に終わった。

4月21日、中5週で迎えた20戦目は、高倉稜騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず16着に終わった。