サンナムジャ（2019年生、母ムサ）

Sang Namja

2019.02.28

サンナムジャ（2019年2月28日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「男の中の男(ハングル)」。毛色は鹿毛。種牡馬のトゥザグローリー（当時12歳）と交配したムサが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者はミルファーム。主な勝ち鞍は2022年の3歳B2。

経歴

デビュー前

南田美知雄厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2021年）

10月3日、デビュー戦は嶋田純次騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1200m 外回り 晴/稍重）に出走。馬体重は504kg。16頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい14着に終わった。

10月9日、連闘で迎えた2戦目は、杉原誠人騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝1800m 曇/良）に出走。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では末脚が振るわず12着に終わった。

3歳（2022年）

1月9日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、黛弘人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。15頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では伸びが劣勢になり14着に終わった。

1月23日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた4戦目は、城戸義政騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1400m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず13着に終わった。

1月30日、連闘で迎えた5戦目は、長岡禎仁騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1800m 晴/良）に出走。11頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では見所を作れず11着に終わった。

2022年2月2日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

3月13日、中5週で迎えた6戦目は、藤田弘治騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の待ってました!金沢競馬開幕記念（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり5着に終わった。

3月22日、連闘で迎えた7戦目は、3歳B3（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で藤田弘治騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では全く伸びず6着に終わった。

4月3日、中1週で迎えた8戦目は、青柳正義騎手を鞍上に迎えて、3歳B2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天賦の勝負根性でゴールまで勇戦し、3着に入り込んだ。

4月19日、中1週で迎えた9戦目は、中島龍也騎手を鞍上に迎えて、3歳B2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のスマートアクシオンをハナ差振り切って待望の初勝利を挙げた。

5月1日、中1週で迎えた10戦目は、3歳A3（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で中島龍也騎手（1戦1勝）。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に終わった。