ダリアチーフ（2000年生、母キューティマジック）

ダリアチーフ（2000年3月6日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のアジュディケーティング（当時13歳）と交配したキューティマジックが5歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は柏木一則。戦績は、地方27戦4勝2着2回。主な勝ち鞍は2002年のファーストトライ。

経歴

デビュー前

森沢憲一郎厩舎（園田）へ入厩。

2歳（2002年）

7月17日、デビュー戦は木村健騎手を鞍上に据えて、2歳戦のファーストトライ（園田ダート820m 雨/不良）に出走。馬体重は448kg。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のヤマノセイリュを半馬身振り切って初勝利を挙げた。

8月29日、中5週で迎えた2戦目は、2歳T1（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で木村健騎手（1戦1勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず9着に敗れた。

3歳（2003年）

3月19日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から21kg減らして迎えた3戦目は、3歳F1（姫路ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で木村健騎手（2戦1勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず5着に敗れた。

4月11日、中2週で迎えた4戦目は、3歳F1（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で木村健騎手（3戦1勝）。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず5着に敗れた。

4月24日、中1週で迎えた5戦目は、3歳F1（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で木村健騎手（4戦1勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったスルーザグラスにねじ伏せられて4馬身差の2着となった。

5月6日、中1週で迎えた6戦目は、永島太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳F1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。6頭立ての2番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、トーセンフィールドにハナ差交わされて2着に甘んじた。

5月15日、連闘で迎えた7戦目は、3歳F1（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は木村健騎手（5戦1勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

5月29日、中1週で迎えた8戦目は、3歳F11（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は永島太郎騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず5着に敗れた。

6月12日、中1週で迎えた9戦目は、3歳F11（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で永島太郎騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。

7月10日、中3週で迎えた10戦目は、3歳T2（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で永島太郎騎手（3戦0勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のウイングボーイを3/4馬身振り切って1着ゴールを果たした。

7月24日、中1週で迎えた11戦目は、3歳以上B3-2（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で永島太郎騎手（4戦1勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず5着に敗れた。

8月6日、中1週で迎えた12戦目は、松平幸秀騎手を鞍上に迎えて、デカンショ特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に敗れた。

9月3日、中3週で迎えた13戦目は、日本のへそ特別（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は木村健騎手（6戦1勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいい脚を見せられず5着に終わった。

4歳（2004年）

4月20日、約7か月半の休養明けで迎えた14戦目は、成清幸紀騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1-1（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず10着に終わった。

4月29日、連闘で迎えた15戦目は、4歳以上B3-2（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は永島太郎騎手（5戦1勝）。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず7着に終わった。

5月11日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上B3-2（園田ダート1700m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で永島太郎騎手（6戦1勝）。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバテてしまい7着に終わった。

5月25日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上C1-1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は松平幸秀騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではいいところがなく11着に終わった。

6月8日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上B3-2（園田ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は木村健騎手（7戦1勝）。11頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は減速してしまい7着に終わった。

6月22日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上C1-1（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で木村健騎手（8戦1勝）。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のハギノエキセレントをハナ差振り切って優勝

7月7日、中1週で迎えた20戦目は、門別町農協組合長特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で木村健騎手（9戦2勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず5着に終わった。

7月20日、中1週で迎えた21戦目は、スポニックパーク一宮特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で木村健騎手（10戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のイズミニセイを半馬身振り切って勝利を手に入れた。

8月4日、中1週で迎えた22戦目は、デカンショ特別（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で木村健騎手（11戦3勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は一杯になって10着に敗れた。

8月16日、中1週で迎えた23戦目は、市島ワイン特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は永島太郎騎手（7戦1勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は勢いを失って9着に終わった。

5歳（2005年）

1月1日、約4か月半の休養明けで迎えた24戦目は、4歳以上A3-3（園田ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は松平幸秀騎手（2戦0勝）。11頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は失速してしまい10着に終わった。

1月13日、中1週で迎えた25戦目は、4歳以上B1-2（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松平幸秀騎手（3戦0勝）。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚が止まってしまい10着に終わった。

1月26日、中1週で迎えた26戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B1-1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では見所を作れず10着に終わった。

2月11日、中1週で迎えた27戦目は、トータリゼータカップ（園田ダート1230m 晴/稍重）に出走。鞍上は成清幸紀騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず12着に終わった。