アヴグラン（2017年生、母リュミエールゲラン）

Aveuglant

2017.04.04

アヴグラン（2017年4月4日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「眩しい（仏）」。毛色は鹿毛。種牡馬のワールドエース（当時8歳）と交配したリュミエールゲランが10歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は白井牧場。主な勝ち鞍は2020年の一般C2八。

経歴

デビュー前

高柳大輔厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2020年）

3月20日、デビュー戦は鮫島良太騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は484kg。16頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり4位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず7着に終わった。

6月30日、約3か月半の休み明けで迎えた2戦目は、柴田勇真騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の能登千里浜賞（金沢ダート1500m 雨/稍重）に出走。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では決め手に欠いて6着に終わった。

8月30日、中8週で迎えた3戦目は、団野大成騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート2400m 雨/不良）に出走。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず9着に終わった。

9月13日、中1週で迎えた4戦目は、亀田温心騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中京芝2000m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では速い脚を使えず10着に終わった。

2020年9月16日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

10月3日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた5戦目は、坂口裕一騎手を鞍上に迎えて、一般C2十一（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではキレのいい末脚を披露したが、3着に終わった。

10月10日、連闘で馬体重を前走から8kg絞って迎えた6戦目は、一般C2十（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂口裕一騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったシュアゲイトに詰め切れず、約11馬身差の2着となった。

10月24日、中1週で迎えた7戦目は、一般C2八（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂口裕一騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

10月31日、連闘で迎えた8戦目は、一般C2十（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で坂口裕一騎手（3戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では迫力のある伸び脚で追い上げたが、抜け出したチェンカーンに半馬身届かず2着に敗北した。

11月14日、中1週で迎えた9戦目は、一般C2九（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で坂口裕一騎手（4戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず4着に敗れた。

11月22日、連闘で迎えた10戦目は、一般C2十（盛岡ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で坂口裕一騎手（5戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったジークリンデに詰め切れず、9馬身差の2着に敗北した。

11月30日、連闘で迎えた11戦目は、一般C2八（水沢ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で坂口裕一騎手（6戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず4着に敗れた。

12月14日、中1週で迎えた12戦目は、一般C2八（水沢ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で坂口裕一騎手（7戦0勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るユイノリオンを上がり1位の末脚でアタマ差だけ差し切って待望の初白星を挙げた。

4歳（2021年）

3月14日、約3か月の休養明けで迎えた13戦目は、木村暁騎手を鞍上に迎えて、復興祈念 がんばろう洋野（水沢ダート1600m 小雨/不良）に出走。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には割り込めず8着に終わった。

3月27日、中1週で迎えた14戦目は、一般C1四（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は坂口裕一騎手（8戦1勝）。11頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず8着に終わった。

2021年3月29日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。