オカエリモトヒメ（2000年生、母ユーワソフィア）

オカエリモトヒメ（2000年3月8日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「レース中に死亡したカヤドーモトヒメ号の再来を願って」。毛色は鹿毛。種牡馬のウォーニング（当時15歳）と交配したユーワソフィアが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道幌泉郡えりも町、生産者は（有）上島牧場。戦績は、中央平地1戦0勝、地方25戦2勝。主な勝ち鞍は2002年のフレッシュチャレンジ( 牝)。

経歴

デビュー前

楠克美厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2002年）

4月10日、デビュー戦は宮崎光行騎手を鞍上に据えて、牝馬限定2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は410kg。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のプラチナステージに3/4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

7月23日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた2戦目は、岡島玉一騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのブラックホーク賞（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。11着に終わった。

8月17日、中3週で迎えた3戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では見せ場を作れず11着に終わった。

12月17日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から21kg減らして迎えた4戦目は、橋尚也騎手を鞍上に迎えて、2歳（浦和ダート1400m 晴/不良）に出走。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。最後は垂れてしまい9着に敗れた。

3歳（2003年）

1月1日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で橋尚也騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では異次元の末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のタイコウトレントに1馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

2月13日、中5週で迎えた6戦目は、牝馬限定3歳オープンのユングフラウ賞（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で橋尚也騎手（2戦1勝）。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では決め手が足りず11着に終わった。

3月11日、中3週で迎えた7戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で橋尚也騎手（3戦1勝）。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場なく9着に敗れた。

4月4日、中2週で迎えた8戦目は、3歳戦の若葉特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で橋尚也騎手（4戦1勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に終わった。

10月13日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から35kg増やして迎えた9戦目は、森下博騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 雨/良）に出走。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。端を奪う形となり、平均ペースで馬群を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は垂れてしまい9着に終わった。

11月18日、中4週で迎えた10戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには加われず5着に敗れた。

12月22日、中4週で迎えた11戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり6着に敗れた。

4歳（2004年）

1月28日、中4週で迎えた12戦目は、一般C2五六（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で内田博幸騎手（2戦0勝）。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に終わった。

4月22日、約3か月の間隔を開けて迎えた13戦目は、丘珠特別（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は宮崎光行騎手（1戦1勝）。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。10着に終わった。

5月3日、中1週で迎えた14戦目は、坂下秀樹騎手を鞍上に迎えて、ノーザンホースパーク特別（札幌(地)ダート1700m 雨/稍重）に出走。11頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。3着を確保した。

5月18日、中1週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた15戦目は、羊ヶ丘特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂下秀樹騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月2日、中1週で迎えた16戦目は、大谷地特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は宮崎光行騎手（2戦1勝）。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。4着を確保した。

6月16日、中1週で迎えた17戦目は、日高銀聖特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手（3戦1勝）。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月1日、中1週で迎えた18戦目は、プルート特別（旭川ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で宮崎光行騎手（4戦1勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

7月13日、中1週で迎えた19戦目は、メルカル特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で宮崎光行騎手（5戦1勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月27日、中1週で迎えた20戦目は、当麻今摺米特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は坂下秀樹騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月11日、中1週で迎えた21戦目は、えぞ松特別（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は宮崎光行騎手（6戦1勝）。13頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。4着を確保した。

8月24日、中1週で迎えた22戦目は、平取町軽種馬生産振興会特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手（7戦1勝）。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。3着を確保した。

9月7日、中1週で迎えた23戦目は、ふらのにんじん特別（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で宮崎光行騎手（8戦1勝）。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

9月21日、中1週で迎えた24戦目は、がんばれ北海道日本ハムファイターズ特別（旭川ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で宮崎光行騎手（9戦1勝）。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月6日、中1週で迎えた25戦目は、襟裳岬特別（門別ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で宮崎光行騎手（10戦1勝）。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。11着に終わった。

10月20日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた26戦目は、秋田大助騎手を鞍上に迎えて、様似アポイ特別（門別ダート1800m 曇/良）に出走。13頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。13着に終わった。