ヘニーオーザ（2016年生、母ホクセーメジャー）

ヘニーオーザ（2016年4月30日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「父名の一部＋王座」。毛色は鹿毛。種牡馬のヘニーヒューズ（当時13歳）と交配したホクセーメジャーが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は北星村田牧場。主な勝ち鞍は2020年の国分川特別(一般B1)。

経歴

デビュー前

庄野靖志厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2019年）

2月23日、デビュー戦は丸山元気騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神ダート1200m 曇/稍重）に出走。馬体重は540kg。16頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

3月10日、中1週で迎えた2戦目は、藤井勘一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1200m 小雨/稍重）に出走。15頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では鋭さ光る末脚を披露したが、3着に終わった。

3月30日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤井勘一郎騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて15番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

4月20日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤井勘一郎騎手（2戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、4着に終わった。

6月23日、中8週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で藤井勘一郎騎手（3戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり4位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず6着に敗れた。

7月13日、中2週で迎えた6戦目は、三津谷隼人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1150m 晴/重）に53kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての4番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

8月4日、中2週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で三津谷隼人騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線では弾けるような伸び脚で猛追したが、抜け出したニホンピロランドにクビ差届かず2着に惜敗した。

8月17日、中1週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で三津谷隼人騎手（2戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位争いには加われず8着に敗れた。

10月6日、中6週で迎えた9戦目は、多田羅誠也騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の魚梁瀬杉特別（高知ダート1300m 晴/重）に53kgの軽斤量で出走。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では印象的な伸び脚で急追したが、勝ったナンヨーオボロヅキを3/4馬身捉え切れず2着に敗北した。

10月19日、中1週で迎えた10戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、岩崎夢生お誕生日特別（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ディスピュートに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

11月17日、中3週で迎えた11戦目は、3歳地方重賞の土佐秋月賞（高知ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は多田羅誠也騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚が冴えず5着に敗れた。

11月30日、中1週で迎えた12戦目は、3歳戦の満天星特別（高知ダート1300m 晴/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で多田羅誠也騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一際目立つ伸び脚で猛追したが、勝ったモズヘラクレスに詰め切れず、7馬身差の2着となった。

12月14日、中1週で迎えた13戦目は、3歳戦の土佐寒蘭特別（高知ダート1600m 晴/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で多田羅誠也騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に敗れた。

12月28日、中1週で迎えた14戦目は、依存症無料相談会特別（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で多田羅誠也騎手（4戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚が振るわず9着に敗れた。

4歳（2020年）

1月22日、中3週で迎えた15戦目は、西川敏弘騎手を鞍上に迎えて、一般C1-5（高知ダート1400m 雨/重）に出走。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では圧倒的な末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は2着のトーアバカラに2馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

2月12日、中2週で迎えた16戦目は、畑中信司騎手を鞍上に迎えて、神幸橋特別（高知ダート1400m 雨/重）に出走。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前のスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったパルクリールに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

2月26日、中1週で迎えた17戦目は、足摺岬特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で畑中信司騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。

3月11日、中1週で迎えた18戦目は、アメガエリの滝特別（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は多田羅誠也騎手（5戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではしっかりと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のトライアンフに1馬身半の差をつけて2勝目を挙げた。

3月30日、中2週で迎えた19戦目は、Tp堤麻子誕生日特別（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で多田羅誠也騎手（6戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では途轍もない末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のディアレイカに2馬身半の差をつけてファンの期待に応えた。

4月18日、中2週で迎えた20戦目は、一般B2（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で多田羅誠也騎手（7戦2勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、パルクリールに交わされて2馬身半差の2着となった。

5月3日、中1週で迎えた21戦目は、神峯山特別（高知ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で多田羅誠也騎手（8戦2勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では迫力十分の伸び脚で追い上げたが、抜け出したパルクリールにアタマ差届かず2着に惜敗した。

5月16日、中1週で迎えた22戦目は、弁天池特別（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は赤岡修次騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く4着に敗れた。

5月31日、中1週で迎えた23戦目は、奈半利川特別（高知ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は多田羅誠也騎手（9戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で追い上げたが、抜け出したラブミーリッキーを捕まえ切れず、3馬身差の2着に敗北した。

7月18日、中6週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた24戦目は、国分川特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は西川敏弘騎手（1戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではにじり寄るように前との差を詰めて、最後は2着のキングラディウスをハナ差振り切って制した。

8月8日、中2週で迎えた25戦目は、一般A3（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は赤岡修次騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚勢が悪くなり9着に敗れた。

9月21日、中5週で迎えた26戦目は、一般A4（高知ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は多田羅誠也騎手（10戦2勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では鋭い脚を使えず4着に敗れた。

10月11日、中2週で迎えた27戦目は、愛媛道後特別（高知ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で多田羅誠也騎手（11戦2勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に終わった。

10月25日、中1週で迎えた28戦目は、そら豆指数一周年特別（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で多田羅誠也騎手（12戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に敗れた。

11月8日、中1週で迎えた29戦目は、愛園愛美爆誕特別（高知ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で多田羅誠也騎手（13戦2勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。最後は失速してしまい8着に終わった。

11月23日、中1週で迎えた30戦目は、ふくたん地方巡礼特別（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で多田羅誠也騎手（14戦2勝）。7頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では最後まで息が続かず7着に終わった。

12月6日、中1週で迎えた31戦目は、岡山県吉備の温羅特別（高知ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で多田羅誠也騎手（15戦2勝）。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に終わった。

12月20日、中1週で迎えた32戦目は、一般A B（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は西川敏弘騎手（2戦2勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘し、3着を確保した。

5歳（2021年）

3月14日、約3か月の間隔を開けて迎えた33戦目は、一般A4（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は赤岡修次騎手（3戦0勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では見所を作れず6着に終わった。

3月21日、連闘で迎えた34戦目は、佐原秀泰騎手を鞍上に迎えて、一般A3（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が悪くなり8着に終わった。

5月2日、中5週で迎えた35戦目は、一般B2（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は畑中信司騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では切れる脚を使えず10着に終わった。

5月16日、中1週で迎えた36戦目は、塚本雄大騎手を鞍上に迎えて、一般B3（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に終わった。

5月29日、中1週で迎えた37戦目は、一般B2（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は西川敏弘騎手（3戦2勝）。9頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが鈍く9着に終わった。

6月19日、中2週で迎えた38戦目は、岡遼太郎騎手を鞍上に迎えて、一般B3（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では全く伸びず12着に終わった。