ダービーノアルコ（1983年生、母ナイスダービー）

ダービーノアルコ（1983年3月20日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のノノアルコ（当時12歳）と交配したナイスダービーが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道中川郡幕別町、生産者は（有）ダービースタッド。戦績は、中央平地5戦2勝2着1回、地方20戦0勝2着3回。主な勝ち鞍は1986年の4歳以上400万下。

経歴

デビュー前

尾形盛次厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1986年）

1月15日、デビュー戦は4歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。馬体重は496kg。鞍上は鈴木寿騎手。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナを奪い、少し速いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では凄まじい末脚を爆発させて、最後は2着のドルサスポートをクビ差振り切って勝利を手中に収めた。

2月2日、3歳オープンのヒヤシンス賞（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木寿騎手。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は力尽きて8着に終わった。

3月2日、4歳400万下（中山芝1800m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で鈴木寿騎手。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚がパッとせず10着に敗れた。

11月1日、4歳以上400万下（福島ダート1000m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で鈴木寿騎手。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったメイショウリバーに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

11月15日、4歳以上400万下（福島ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は伊藤正徳騎手。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、少し遅いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では凄まじい末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のネニナールに1馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

4歳（1987年）

7月11日、悠久山特別（三条ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は大枝幹也騎手。7頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

8月20日、妙高特別（三条ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大枝幹也騎手。7頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

9月3日、米山特別（三条ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で大枝幹也騎手。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったカネノシヤトルからアタマ差の2着となった。

9月15日、中央競馬騎手招待（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は田面木博公騎手。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。9着に敗れた。

9月26日、青雲特別（新潟(地)ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は大枝幹也騎手。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月10日、オクトーバーハンデ（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は榎伸彦騎手。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。10着に終わった。

5歳（1988年）

4月5日、菜ノ花特別（三条ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は松川史朗騎手。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったファーストグランから1馬身半差の2着となった。

4月17日、チューリップ特別（三条ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松川史朗騎手。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月4日、薫風特別（三条ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は鈴木春雄騎手。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月16日、姫川特別（三条ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は松川史朗騎手。5頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月18日、一般B1ロ（新潟(地)ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で松川史朗騎手。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。10着に敗れた。

7月6日、天の川特別（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は千葉進騎手。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

7月17日、一般B1ロ（新潟(地)ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で千葉進騎手。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月7日、一般B1イ（三条ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は松川史朗騎手。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月18日、一般B1ロ（三条ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で松川史朗騎手。6頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月28日、一般B1ロ（三条ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は千葉進騎手。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったフレツシユスワローから半馬身差の2着となった。

10月10日、中央競馬騎手招待（新潟(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は鈴木春雄騎手。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。

10月22日、一般B1ハ（新潟(地)ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は千葉進騎手。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

11月6日、一般B1ロ（新潟(地)ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で千葉進騎手。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月20日、一般B1ハ（新潟(地)ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で千葉進騎手。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。