アスペッタティーバ（2019年生、母シャンハイロック）

アスペッタティーバ（2019年4月6日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「期待(伊)」。毛色は青鹿毛。種牡馬のスクリーンヒーロー（当時15歳）と交配したシャンハイロックが12歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は新生ファーム。主な勝ち鞍は2023年の一般C18。

経歴

デビュー前

1歳のとき、新生ファームから「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場され、小松達昌によって1,980万円で落札された。

森秀行厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2022年）

7月16日、デビュー戦は松若風馬騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（小倉芝1800m 曇/稍重）に出走。馬体重は532kg。16頭立ての11番人気で14番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く15着に終わった。

11月1日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から42kg増やして迎えた2戦目は、山本咲希到騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-3（門別ダート1200m 雨/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びが鈍く8着に終わった。

4歳（2023年）

3月22日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から41kg絞って迎えた3戦目は、渡辺竜也騎手を鞍上に迎えて、一般C22（笠松ダート800m 晴/稍重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では逸出した伸び脚で追い上げたが、勝ったルクスリベリオンに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

4月5日、中1週で迎えた4戦目は、一般C18（笠松ダート800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺竜也騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では勢いよく末脚を伸ばして、最後は2着のグレートモンスターをクビ差振り切って初白星を挙げた。

4月17日、中1週で迎えた5戦目は、保園翔也騎手を鞍上に迎えて、八重桜特別（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では今一つ伸び切れず4着に敗れた。

4月26日、連闘で迎えた6戦目は、かっちゃん杯（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で保園翔也騎手（1戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目を引く伸び脚で猛進したが、サトノユニティにハナ差交わされて2着に甘んじた。

5月11日、中1週で迎えた7戦目は、塚本征吾騎手を鞍上に迎えて、一般C11（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では決め手に欠いて6着に敗れた。

5月25日、中1週で迎えた8戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、今田希さん来場記念（笠松ダート1400m 雨/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、エイシンイレブンに半馬身交わされて2着に敗北した。

6月9日、中1週で迎えた9戦目は、笠松けいば金曜日ライブ配信中（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

6月22日、中1週で迎えた10戦目は、C級セレクション（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で岡部誠騎手（2戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るワイエスドラマを豪快な末脚でクビ差だけ差し切って圧倒的人気に応えた。

7月16日、中2週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた11戦目は、山田義貴騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-10（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天賦の負けん気を発揮してゴールまで勇戦したが、4着に終わった。

9月17日、中8週で迎えた12戦目は、4歳以上C2-10（佐賀ダート1300m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山田義貴騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。

10月7日、中2週で迎えた13戦目は、やまぐち和牛燦賞（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で山田義貴騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に敗れた。

10月22日、中1週で迎えた14戦目は、石川慎将騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 24（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天賦の闘争心でゴールまで勇戦し、3着に入った。

11月5日、中1週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた15戦目は、3歳以上C2 22（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は山田義貴騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びを欠き4着に敗れた。

11月19日、中1週で迎えた16戦目は、3歳以上C2 21（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で山田義貴騎手（4戦0勝）。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場なく11着に終わった。

12月3日、中1週で迎えた17戦目は、C2-22組（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で山田義貴騎手（5戦0勝）。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に終わった。

12月31日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた18戦目は、吉本隆記騎手を鞍上に迎えて、河内一秀記念（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり8着に終わった。

5歳（2024年）

1月11日、中1週で迎えた19戦目は、東川慎騎手を鞍上に迎えて、一般C11（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず7着に終わった。

1月23日、中1週で迎えた20戦目は、六花賞（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で東川慎騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚が冴えず7着に終わった。

2月6日、中1週で迎えた21戦目は、細川智史騎手を鞍上に迎えて、一般C14（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では全く伸びず7着に敗れた。

2月20日、中1週で迎えた22戦目は、一般C13（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は東川慎騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず5着に終わった。

3月5日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた23戦目は、深澤杏花騎手を鞍上に迎えて、一般C12（笠松ダート1400m 小雨/良）に出走。7頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が冴えず7着に終わった。

3月18日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた24戦目は、C級サバイバル（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で深澤杏花騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず9着に終わった。