センリーオパール（1989年生、母ウミハマドール）

センリーオパール（1989年3月18日）は、日本の競走馬。牝馬。品種はアングロアラブで、毛色は栗毛。種牡馬のコーホクリユウ（当時12歳）と交配したウミハマドールが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は鹿児島県、生産者は屋附正男。戦績は、中央平地23戦1勝2着2回。1991年のアラブ3歳ステークス(アラ系3歳オープン)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

谷原義明厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1991年）

6月22日、デビュー戦は小迫次男騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳未勝利（福島芝1000m 曇/良）に出走。馬体重は382kg。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では物凄い伸び脚で急追したが、抜け出したタカネザクラを捕まえ切れず、1馬身差の2着となった。

7月6日、中1週で迎えた2戦目は、アラ系3歳未勝利（福島芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小迫次男騎手（1戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では一完歩ずつ確実に末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のレディイーエムを3/4馬身振り切って初白星を挙げた。

7月28日、中2週で迎えた3戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳400万下（新潟芝1200m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では目立つような脚を使えず4着に終わった。

8月24日、中3週で迎えた4戦目は、2歳オープンのアラブ3歳ステークス（新潟芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で江田照男騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、勝ったアフェクトダンサーに詰め切れず、3馬身半差の2着となった。

9月14日、中2週で迎えた5戦目は、アラ系3歳オープン（中山ダート1200m 雨/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は小迫次男騎手（2戦1勝）。7頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚を伸ばせず5着に終わった。

9月28日、中1週で迎えた6戦目は、2歳オープンのアラブ3歳ステークス（福島ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で小迫次男騎手（3戦1勝）。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ伸び切れず7着に終わった。

10月13日、中1週で迎えた7戦目は、アラ系3歳400万下のアラブ3歳特別（福島芝1700m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で小迫次男騎手（4戦1勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず10着に敗れた。

10月26日、中1週で迎えた8戦目は、柏崎正次騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンの福島アラブ3歳ステークス（福島芝1200m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず4着に終わった。

11月17日、中2週で迎えた9戦目は、アラ系3歳オープン（福島ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柏崎正次騎手（1戦0勝）。6頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず4着に終わった。

3歳（1992年）

1月12日、中7週で迎えた10戦目は、アラ系4歳以上400万下（中山ダート1800m 曇/稍重）に牝馬ながら53kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で柏崎正次騎手（2戦0勝）。16頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではパワフルな末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

1月26日、中1週で迎えた11戦目は、アラ系4歳以上400万下（中山ダート1200m 曇/良）に牝馬ながら53kgの斤量を背負って出走。鞍上は4戦連続で柏崎正次騎手（3戦0勝）。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見所を作れず9着に終わった。

3月14日、中6週で迎えた12戦目は、アラ系4歳以上400万下のアラブ特別（中京ダート1700m 晴/良）に牝馬ながら53kgの斤量を背負って出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は5戦連続で柏崎正次騎手（4戦0勝）。15頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では末脚に勢いがなく13着に終わった。

4月11日、中3週で迎えた13戦目は、アラ系4歳以上オープン（中山ダート1800m 曇/不良）に牝馬ながら53kgの斤量を背負って出走。鞍上は6戦連続で柏崎正次騎手（5戦0勝）。14頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず10着に終わった。

5月10日、中3週で迎えた14戦目は、アラ系4歳以上400万下（新潟芝1400m 外回り曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で柏崎正次騎手（6戦0勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚が冴えず8着に終わった。

6月13日、中4週で迎えた15戦目は、東信二騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上800万下（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚を伸ばせず8着に終わった。

6月27日、中1週で迎えた16戦目は、アラ系4歳以上800万下（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で東信二騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず7着に終わった。

7月11日、中1週で迎えた17戦目は、アラ系4歳以上800万下（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で東信二騎手（2戦0勝）。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に終わった。

7月25日、中1週で迎えた18戦目は、アラ系4歳以上800万下（札幌ダート1000m 雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で東信二騎手（3戦0勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に終わった。

8月1日、連闘で迎えた19戦目は、アラ系4歳以上オープン（札幌ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で東信二騎手（4戦0勝）。5頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、ミドルペースで一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚がパッとせず4着に終わった。

8月15日、中1週で迎えた20戦目は、アラ系4歳以上800万下（函館芝2000m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で東信二騎手（5戦0勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚が冴えず7着に終わった。

8月22日、連闘で迎えた21戦目は、アラ系4歳以上オープン（函館芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で東信二騎手（6戦0勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に終わった。

8月29日、連闘で迎えた22戦目は、アラ系4歳以上800万下（函館ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で東信二騎手（7戦0勝）。7頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に終わった。

9月5日、連闘で迎えた23戦目は、アラ系4歳以上オープン（函館芝1800m 雨/不良）に出走。鞍上は9戦連続で東信二騎手（8戦0勝）。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では速い脚を使えず5着に終わった。