シンボリハイドン（2004年生、母ミカヅキ）

シンボリハイドン（2004年4月11日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋作曲家名」。毛色は鹿毛。種牡馬のタニノギムレット（当時5歳）と交配したミカヅキが11歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はシンボリ牧場。戦績は、中央平地10戦1勝、地方1戦0勝。主な勝ち鞍は2006年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

石毛善彦厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2006年）

10月21日、デビュー戦は柴田善臣騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1300m 曇/良）に出走。馬体重は470kg。16頭立ての2番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。

11月12日、中2週で迎えた2戦目は、芹沢純一騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（福島ダート1150m 曇/重）に出走。16頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では別次元の末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のマセラティスタに2馬身半の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

3歳（2007年）

6月3日、約7か月の休養明けで迎えた3戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下の芍薬賞（東京ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。最後は失速してしまい16着に敗れた。

7月22日、中6週で迎えた4戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟ダート1200m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。最後は脚が止まってしまい14着に敗れた。

12月15日、約5か月の休養明けで迎えた5戦目は、3歳以上500万下（中京芝1200m 曇/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は芹沢純一騎手（1戦1勝）。16頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では上がり4位の末脚を見せたが上位には食い込めず10着に終わった。

4歳（2008年）

1月19日、中4週で迎えた6戦目は、赤木高太郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の背振山特別（小倉芝2000m 晴/良）に出走。18頭立ての18番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始17番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず13着に終わった。

2月10日、中2週で迎えた7戦目は、石橋守騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都芝1800m 外回り晴/稍重）に出走。15頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では末脚が冴えず13着に終わった。

3月1日、中2週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた8戦目は、的場勇人騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では伸びあぐねて16着に終わった。

5月22日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から9kg戻して迎えた9戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、メイスター賞（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く11着に終わった。

6月22日、中3週で迎えた10戦目は、田中博康騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の開成山特別（福島芝2600m 曇/良）に出走。15頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に終わった。

7月13日、中2週で迎えた11戦目は、武士沢友治騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島芝2600m 晴/良）に出走。13頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では脚を伸ばせず13着に終わった。