メロディーサウンド（1992年生、母ラツキーサウンド）

メロディーサウンド（1992年2月17日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のオウインスパイアリング（当時6歳）と交配したラツキーサウンドが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）市川牧場。戦績は、中央平地7戦0勝、地方9戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は1994年のアンドロメダ特別。

経歴

デビュー前

高岡秀行厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（1994年）

4月19日、デビュー戦は安田歩騎手を鞍上に据えて、3歳（岩見沢ダート900m 曇/良）に出走。馬体重は442kg。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったアイアイパラダイスからクビ差の2着に甘んじた。

5月2日、中1週で迎えた2戦目は、3歳（岩見沢ダート900m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で安田歩騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のゴールポストに7馬身の差をつけて初白星を挙げた。

5月26日、中2週で迎えた3戦目は、3歳（岩見沢ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で安田歩騎手（2戦1勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月22日、中3週で迎えた4戦目は、2歳戦のひまわり賞（帯広ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で安田歩騎手（3戦1勝）。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。最後は、勝ったマサノチャーミングから5馬身差の2着となった。

8月4日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、3歳（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で安田歩騎手（4戦1勝）。10頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。7着に敗れた。

8月17日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた6戦目は、2歳戦の栄冠賞（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で安田歩騎手（5戦1勝）。11頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月15日、中3週で迎えた7戦目は、2歳戦のアンドロメダ特別（旭川ダート1000m 雨/重）に出走。鞍上は7戦連続で安田歩騎手（6戦1勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のスイートイブンをクビ差制して先頭ゴールを果たした。

10月12日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、2歳戦のジュニアカップ（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で安田歩騎手（7戦2勝）。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。11着に終わった。

11月10日、中3週で迎えた9戦目は、3歳（帯広ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で安田歩騎手（8戦2勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。7着に敗れた。

3歳（1995年）

1月5日、中7週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた10戦目は、根本康広騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（中山ダート1200m 晴/不良）に出走。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後はバタバタになってしまい11着に終わった。

1月22日、中1週で迎えた11戦目は、細川英二騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下の呉竹賞（中山芝1200m 外回り雨/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に終わった。

7月9日、約5か月半の休養明けで迎えた12戦目は、4歳500万下（福島芝1200m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で細川英二騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚を失くしてしまい9着に終わった。

7月22日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上500万下の金華山特別（福島ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で細川英二騎手（2戦0勝）。11頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く11着に終わった。

8月5日、中1週で迎えた14戦目は、西田雄一郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（福島芝1700m 曇/稍重）に出走。11頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい11着に終わった。

9月16日、中5週で迎えた15戦目は、塚越一弘騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山芝1200m 外回り雨/不良）に出走。16頭立ての16番人気で15番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚が上がってしまい14着に終わった。

10月8日、中2週で迎えた16戦目は、4歳以上500万下の五頭連峰特別（新潟芝1200m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で塚越一弘騎手（1戦0勝）。18頭立ての18番人気で10番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず13着に終わった。