ジョージブルース（1997年生、母スイートウイノナ）

ジョージブルース（1997年4月27日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のミルジヨージ（当時22歳）と交配したスイートウイノナが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（株）カネツ牧場。戦績は、中央平地8戦1勝、地方1戦0勝。主な勝ち鞍は2000年の4歳新馬。

経歴

デビュー前

本郷一彦厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2000年）

2月26日、デビュー戦は大塚栄三郎騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（中山ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は458kg。15頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず7着に敗れた。

3月18日、中2週で迎えた2戦目は、4歳新馬（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で大塚栄三郎騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一歩一歩確実に終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のコスモブーケをクビ差振り切って初白星を挙げた。

4月22日、中4週で迎えた3戦目は、的場均騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下の新緑賞（東京芝2300m 晴/稍重）に出走。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では鋭い脚を使えず12着に終わった。

4歳（2001年）

2月18日、約10か月の休養明けで馬体重を前走から32kg増やして迎えた4戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は大塚栄三郎騎手（2戦1勝）。16頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では伸びあぐねて12着に終わった。

3月3日、中1週で迎えた5戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で大塚栄三郎騎手（3戦1勝）。16頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では余力が残っておらず13着に敗れた。

4月18日、中6週で迎えた6戦目は、’01ファンタスティックステッキ特別（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大塚栄三郎騎手（4戦1勝）。14頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず13着に終わった。

5月4日、中1週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた7戦目は、鈴来直人騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（福島芝2000m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての13番人気で大外16番ゲートからスタート。逃げる形となり、ミドルペースでレースを進める。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい13着に終わった。

5月20日、中1週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は大塚栄三郎騎手（5戦1勝）。18頭立ての17番人気で12番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は垂れてしまい17着に終わった。

6月2日、中1週で迎えた9戦目は、梶晃啓騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京芝2300m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。18頭立ての16番人気で6番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。最後は減速してしまい18着に終わった。