レース展開

ダンスフォージョイが集団をリードする形、2番手の位置にエスケースワンが取り付く

ダンスフォージョイが敢然と端を奪い、後続との差を1馬身ほど保って一団を牽引。単独の2番手にエスケースワンが続く。その後ろ、サクラカンムリが3番手の絶好位につける。そのすぐ後ろ、オーガストキングは好位を奪取。先団後ろのポジションに付けたのはネイルザナゲット。その1馬身後ろ、ジョージブルースは中団前め。アーバンプリンスは中団馬群の真ん中あたりを追走。リスポンスサイマーは中団後方の位置取り。そのあと、タケデンオージが9番手。オリーヴフォンテンは後方5番手に待機して進出の機をうかがう。オンワードテティスは後方4番手に控えて前方各馬を見ながらの競馬。後方3番手でジックリと折り合い重視で運ぶのはナカハマワールド。後方2番手の位置でじっとしているのはダイジュワールド。最後方にバトルタイムがいる隊列で最初のコーナーを通過。

’01ファンタスティックステッキ特別、オンワードテティスが中団後方から切れ味光る差し脚を繰り出して前方の各馬をまとめて交わす

先頭はダンスフォージョイでリードは1馬身。単独の2番手にネイルザナゲットが続く。その後ろ、サクラカンムリが3番手。そのあと、アーバンプリンスが4番手。1馬身離れて、タケデンオージが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、4番手から抜け出したのは2番人気のアーバンプリンス。そのまま押し切るかに見えたが、9番手にいたオンワードテティスが次元の違う末脚を炸裂させてアーバンプリンスを差し切ると、最後は半馬身の差をつけて勝利を手に入れた。2着のアーバンプリンスから3馬身差の3着には、中団後方の位置から力強い脚捌きでゴールまで頑張ったリスポンスサイマーが入った。そこからクビ差遅れた4着には、後方5番手で直線を迎えた11番人気のダイジュワールドが入線、さらに1馬身半差の5着には、中団前目にいた12番人気のオリーヴフォンテンが食い込んだ。1番人気のサクラカンムリは絶好位にいたが見せ場なく6着に敗れた。