ドーサイルサンダー（2002年生、母ムーディーサンダー）

ドーサイルサンダー（2002年5月15日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のバブルガムフェロー（当時9歳）と交配したムーディーサンダーが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、地方22戦4勝2着3回。主な勝ち鞍は2005年の甲山特別。

経歴

デビュー前

山口益巳厩舎（西脇）へ入厩。

2歳（2004年）

10月27日、デビュー戦は岩田康誠騎手を鞍上に据えて、2歳戦のファーストトライ（園田ダート820m 曇/不良）に出走。馬体重は455kg。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月17日、中2週で迎えた2戦目は、2歳F22（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ハマノスーパーにクビ差交わされて2着に甘んじた。

12月16日、中3週で迎えた3戦目は、永島太郎騎手を鞍上に迎えて、2歳F22（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のスーパーデュラブに2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

3歳（2005年）

1月12日、中3週で迎えた4戦目は、3歳戦の金剛山特別（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で永島太郎騎手（1戦1勝）。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では切れる脚を使えず11着に敗れた。

2月9日、中3週で迎えた5戦目は、3歳F12（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で永島太郎騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。

3月3日、中2週で迎えた6戦目は、3歳F12（姫路ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は岩田康誠騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたフレームパピヨン決め手に屈してハナ差の2着に甘んじた。

3月30日、中3週で迎えた7戦目は、3歳F12（姫路ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（3戦0勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

4月28日、中3週で迎えた8戦目は、3歳F11（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩田康誠騎手（4戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のマイネロージーに7馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

5月11日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦の三熊山特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は永島太郎騎手（3戦1勝）。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着を確保した。

6月14日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた10戦目は、3歳戦の甲山特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は岩田康誠騎手（5戦1勝）。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のヒラカツオペラをクビ差振り切って先頭ゴールを果たした。

7月14日、中3週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた11戦目は、3歳地方重賞の菊水賞（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は永島太郎騎手（4戦1勝）。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

8月11日、中3週で迎えた12戦目は、3歳T2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は岩田康誠騎手（6戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線に入ると、前で粘るハーバータウンを上がり0位の末脚でクビ差だけ差し切って4勝目を挙げた。

8月31日、中2週で迎えた13戦目は、龍野赤とんぼ特別（姫路ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（7戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したハイジノイノリを捕まえ切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

10月11日、中5週で迎えた14戦目は、3歳以上B2二（園田ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で岩田康誠騎手（8戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では全く伸びず10着に敗れた。

11月1日、中2週で迎えた15戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B3二（園田ダート1230m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではあとひと伸びが足りず、4着に終わった。

4歳（2006年）

5月2日、約6か月の休養明けで迎えた16戦目は、4歳以上B1二（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は永島太郎騎手（5戦1勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に敗れた。

5月23日、中2週で迎えた17戦目は、丹波茶特別（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で永島太郎騎手（6戦1勝）。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では余力が残っておらず11着に敗れた。

6月6日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上B3二（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で永島太郎騎手（7戦1勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず7着に敗れた。

6月21日、中1週で迎えた19戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、静内三石合併記念特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず6着に終わった。

7月5日、中1週で迎えた20戦目は、リフレッシュパーク市川特別（園田ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で下原理騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に終わった。

7月18日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上B2二（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で下原理騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では鋭い脚を使えず5着に終わった。

8月1日、中1週で迎えた22戦目は、朝来市但馬のまほろば特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で下原理騎手（3戦0勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では全く伸びず5着に終わった。