リリアン（2021年生、母Giulia）

Lillian

2021.03.15

リリアン（2021年3月15日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「人名より」。毛色は鹿毛。種牡馬のマクマホン（当時7歳）と交配したGiuliaが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡日高町、生産者は有限会社 エスティファーム。主な勝ち鞍は2024年のさいたま推奨土産品賞。

経歴

デビュー前

尾形和幸厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2023年）

7月16日、デビュー戦は土田真翔騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（函館芝1800m 曇/稍重）に出走。馬体重は468kg。14頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず10着に終わった。

7月29日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（札幌芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で土田真翔騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ伸び切れず8着に終わった。

9月11日、中5週で馬体重を前走から21kg増やして迎えた3戦目は、高野誠毅騎手を鞍上に迎えて、2歳（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では卓出した伸び脚で猛追したが、勝ったリュウノアラジンに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

9月26日、中1週で迎えた4戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、2歳（盛岡ダート1200m 小雨/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では堅実な伸びを見せたが、勝ったリノグロワールに詰め切れず、約10馬身差の2着に敗北した。

10月8日、中1週で迎えた5戦目は、2歳（盛岡ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で追い上げたが、勝ったモズヤッパリネに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

10月22日、中1週で迎えた6戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、2歳C1一（盛岡ダート1200m 曇/重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には割り込めず6着に敗れた。

11月5日、中1週で迎えた7戦目は、2歳C1一（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山本聡哉騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では迫力十分の伸び脚で猛追したが、勝ったエイシンモシリに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

11月19日、中1週で迎えた8戦目は、2歳C1一（盛岡ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は高野誠毅騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では目立つような脚を使えず11着に敗れた。

11月28日、連闘で迎えた9戦目は、2歳B2二（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は山本聡哉騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず7着に敗れた。

3歳（2024年）

2月23日、約3か月の間隔を開けて迎えた10戦目は、見越彬央騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 雨/重）に出走。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では見事な伸び脚で猛追したが、勝ったデイジーキングに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

3月25日、中3週で迎えた11戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のランチタイムチャレンジ（浦和ダート1400m 雨/稍重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、4着に終わった。

4月15日、中2週で迎えた12戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のさいたま推奨土産品賞（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では目の覚めるような末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のリュウノバデンをクビ差振り切って待望の初白星を挙げた。

5月7日、中2週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた13戦目は、保園翔也騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の大瑠璃特別（川崎ダート1500m 雨/稍重）に出走。13頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では今一つ伸び切れず12着に終わった。