リノグロワール（2021年生、母プリムラジュリアン）

経歴

デビュー前

1歳のとき、福山牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」と「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。

2歳（2023年）

9月10日、デビュー戦は山本政聡騎手を鞍上に据えて、2歳戦のファーストステップ（水沢ダート850m 晴/重）に出走。馬体重は434kg。4頭立ての2番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず3着に敗れた。

9月26日、中1週で迎えた2戦目は、2歳（盛岡ダート1200m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本政聡騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のリリアンに約10馬身の大差をつけて初白星を挙げた。

10月15日、中2週で迎えた3戦目は、2歳M2の若駒賞（盛岡ダート1600m 小雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で山本政聡騎手（2戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。

10月29日、中1週で迎えた4戦目は、2歳B1（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で山本政聡騎手（3戦1勝）。5頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、サクラトップキッドに交わされて約11馬身差の2着に敗れた。

11月12日、中1週で迎えた5戦目は、大坪慎騎手を鞍上に迎えて、2歳B1（盛岡ダート1600m 雨/不良）に出走。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら2番手で通過。最後はバタバタになってしまい9着に敗れた。

11月27日、中1週で迎えた6戦目は、2歳戦の太夫黒特別（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で大坪慎騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では逸出した伸び脚で驀進したが、リトルカリッジにクビ差交わされて2着となった。

12月10日、中1週で迎えた7戦目は、2歳M3の寒菊賞（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で大坪慎騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では余力が残っておらず8着に終わった。

12月26日、中1週で迎えた8戦目は、2歳B1（水沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で大坪慎騎手（3戦0勝）。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦し、4着に入り込んだ。

3歳（2024年）

3月10日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から27kg減らして迎えた9戦目は、3歳戦の奥州弥生賞（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で大坪慎騎手（4戦0勝）。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚にキレが無く11着に終わった。

3月24日、中1週で迎えた10戦目は、3歳A（水沢ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で大坪慎騎手（5戦0勝）。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に終わった。

5月7日、中5週で馬体重を前走から19kg増やして迎えた11戦目は、3歳（盛岡ダート1200m 小雨/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で大坪慎騎手（6戦0勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず6着に終わった。