ミレニアムレコード（1998年生、母ダンスジニー）

ミレニアムレコード（1998年3月29日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のウォーニング（当時13歳）と交配したダンスジニーが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）元道牧場。戦績は、中央平地1戦0勝、地方31戦3勝2着3回。主な勝ち鞍は2000年のアタックチャレンジ。

経歴

デビュー前

1歳のとき、元道牧場から「北海道6月セレクト市場サラブレッド2歳」と「北海道11月市場サラブレッド2歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。

田部和則厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2000年）

5月4日、デビュー戦は渋谷裕喜騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は426kg。11頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。3着を確保した。

5月10日、連闘で迎えた2戦目は、2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で渋谷裕喜騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月21日、中5週で迎えた3戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で渋谷裕喜騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったオーキッドクイーンから4馬身差の2着に敗北した。

7月20日、中3週で迎えた4戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で渋谷裕喜騎手（3戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のハイランドハチローに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

8月2日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で渋谷裕喜騎手（4戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月5日、中8週で迎えた6戦目は、3歳（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で渋谷裕喜騎手（5戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月18日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で渋谷裕喜騎手（6戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月14日、中7週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた8戦目は、岡村裕基騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の柊特別（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

3歳（2001年）

1月2日、中2週で迎えた9戦目は、桑島孝春騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の初夢賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。14頭立ての7番人気で大外14番ゲートからスタート。11着に敗れた。

2月4日、中4週で迎えた10戦目は、牝馬限定の3歳500万下（東京ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は岡村裕基騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では切れる脚を使えず12着に終わった。

2月21日、中1週で迎えた11戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡村裕基騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では堅調な伸びを見せたが、勝ったセリリコーンに詰め切れず、6馬身差の2着となった。

3月5日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた12戦目は、山林堂信彦騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。5頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

4月27日、中7週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた13戦目は、3歳戦の山桜特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は岡村裕基騎手（3戦0勝）。14頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。10着に終わった。

5月13日、中1週で迎えた14戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡村裕基騎手（4戦0勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

5月23日、中0週で迎えた15戦目は、3歳（浦和ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で岡村裕基騎手（5戦0勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいいところがなく4着に終わった。

12月24日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から15kg増やして迎えた16戦目は、早田秀治騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。10着に終わった。

4歳（2002年）

1月30日、中4週で迎えた17戦目は、河端秀俊騎手を鞍上に迎えて、一般C2六（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったハーディーガールから3/4馬身差の2着となった。

2月15日、中1週で迎えた18戦目は、拜原靖之騎手を鞍上に迎えて、一般C2三（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。13頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。13着に終わった。

3月14日、中3週で迎えた19戦目は、森下博騎手を鞍上に迎えて、一般C2四五（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。6着に終わった。

4月30日、中6週で迎えた20戦目は、一般C2五六（川崎ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で森下博騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。0着に終わった。

5月21日、中2週で迎えた21戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、一般C2三四（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に終わった。

6月5日、中1週で迎えた22戦目は、一般C2四五（川崎ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は桑島孝春騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ伸び切れず5着に終わった。

7月11日、中4週で迎えた23戦目は、一般C2七八（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で桑島孝春騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず4着に終わった。

7月26日、中1週で迎えた24戦目は、一般C2四五（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で桑島孝春騎手（3戦0勝）。11頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

8月13日、中2週で迎えた25戦目は、一般C2五六（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で桑島孝春騎手（4戦0勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張り、3着に入った。

9月9日、中3週で迎えた26戦目は、一般C2二三（川崎ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で桑島孝春騎手（5戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では強烈な末脚を爆発させて悠々と抜け出し、最後は2着のナイスシェイプに3馬身の差をつけて久方ぶりに勝ち星を挙げた。

10月4日、中3週で迎えた27戦目は、初紅葉特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で桑島孝春騎手（6戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天性の負けん性を発揮してゴールまで力闘したが、4着に終わった。

10月22日、中2週で迎えた28戦目は、スターライト特別（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で桑島孝春騎手（7戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に敗れた。

11月14日、中2週で迎えた29戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、一般C2一（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るマタキタソーランを上がり1位タイの末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて3勝目を手にした。

12月26日、中5週で迎えた30戦目は、一般C1四五（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では伸びあぐねて11着に敗れた。

5歳（2003年）

1月8日、中1週で迎えた31戦目は、一般C2三四（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で内田博幸騎手（2戦1勝）。14頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では全く伸びず14着に終わった。

1月27日、中2週で迎えた32戦目は、一般C2三四（川崎ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は桑島孝春騎手（8戦1勝）。11頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に終わった。