ベルウッドドラゴン（2007年生、母プラントオジジアン）

ベルウッドドラゴン（2007年5月22日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のアジュディケーティング（当時20歳）と交配したプラントオジジアンが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）道見牧場。戦績は、地方11戦3勝2着1回。主な勝ち鞍は2010年の3歳。

経歴

デビュー前

池田孝厩舎（川崎）へ入厩。

3歳（2010年）

6月17日、デビュー戦は戸崎圭太騎手を鞍上に据えて、3歳（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。馬体重は572kg。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず4着に敗れた。

7月7日、中2週で迎えた2戦目は、3歳（川崎ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、少し緩いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のサクラセイバーに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

4歳（2011年）

7月26日、約13か月の休み明けで迎えた3戦目は、佐藤博紀騎手を鞍上に迎えて、一般C3十十一十二（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。先手を取り、若干緩いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の粘り腰で末脚を持続させて、最後は2着のレティセラに1馬身半の差をつけてファンの支持に応えた。

12月15日、約4か月半の休み明けで迎えた4戦目は、一般C3二三（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤博紀騎手（1戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち味のスタミナで最後まで奮闘したが、テラコッタに交わされて3馬身差の2着に敗北した。

5歳（2012年）

1月3日、中2週で迎えた5戦目は、一般C3十十一十二（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤博紀騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。

1月24日、中2週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた6戦目は、杉村一樹騎手を鞍上に迎えて、一般C3八九（川崎ダート1400m 晴/不良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。果敢に端をきり、若干緩いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では強烈な末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のサーペンヴィグラスに1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

3月21日、中7週で迎えた7戦目は、一般C3六七（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で杉村一樹騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚を失くしてしまい7着に敗れた。

4月11日、中2週で迎えた8戦目は、一般C3七八九（川崎ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で杉村一樹騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

5月15日、中4週で迎えた9戦目は、一般C3六七（川崎ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は佐藤博紀騎手（3戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず9着に敗れた。

6月12日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた10戦目は、一般C3七八九（川崎ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は杉村一樹騎手（3戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びを欠き7着に敗れた。

7月2日、中2週で馬体重を前走から17kg絞って迎えた11戦目は、一般C3十十一十二（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で杉村一樹騎手（4戦1勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では目立つような脚を使えず9着に敗れた。