一般C3六七

レース展開

ティアップソフィーとサチノエリザベス

ティアップソフィーとサチノエリザベスが並んで逃げる恰好となり、後続との差を1馬身ほどキープして馬群を牽引。メリーハートが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはベルウッドドラゴン。その1馬身後ろ、イチモクリョウゼンは中団前寄り。チャンスダコウキは中団馬群の真ん中あたりを追走。ヒネラウカタウリは中団後方の位置。ミヤビクロスオーは後方4番手に控えて前方各馬をうかがいながらの競馬。後方3番手で腰を落ち着けて運ぶのはバンダムパルフェ。後方2番手の位置でじっとして脚を溜めるのはサクラマニフィーク。どん尻にチェリーベビーがいる隊列で最初のコーナーを通過。

ヒネラウカタウリが中団前目からキレのある差し脚を発揮して前方の馬達を一気に交わす

先頭はサチノエリザベス、メリーハート、ミヤビクロスオーら3頭でリードは1馬身。ティアップソフィーが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、単独で先頭に立ったミヤビクロスオーが粘り続ける。そのまま押し切る態勢だったが、中団前目にいたヒネラウカタウリがぐいぐいと終いの脚を伸ばしてミヤビクロスオーを差し切ると、最後は3/4馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。2着のミヤビクロスオーから1馬身半差の3着には、後方3番手の位置から切れ味のいい末脚を披露した10番人気のチェリーベビーが入った。そこから1馬身遅れた4着には、逃げ粘ったサチノエリザベスが入線した。1番人気のベルウッドドラゴンは中団後方にいたが見せ場なく9着に敗れた。2番人気のバンダムパルフェは中団にいたがあとひと伸びが足りず5着に敗れた。